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もうすぐ親友の命日です。
かけがえのない
私の親友の思い出

登場した親友N子です。

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N子は、この複雑な実家から出たかった。

大学は一人暮らしができる距離で
寮がある学校に入った。

家から2時間以上かかる隣の県。

奨学金で、大学に行き
生活費も仕送りなし、バイトで稼ぐ。


N子は、小さい時に
水泳を習いたいと
親に頼み込み、水泳がとても得意で
泳ぐことが、大好きだった。


バイトはスイミングのコーチ。



大学卒業後も
バイト先だったスイミングスクールに
就職した。



寮から出て
一人暮らしを始めたN子の家に
友だちのKちゃんやOちゃんと
よく泊まりに行った。


子供が大好きなN子は、遊びに行く度に
スイミングの生徒の話を嬉しそうにするキラキラ


写真を並べて、自分の子供のように
ひとりひとりの話をする音符

活き活きしてたキラキラ


実家から離れたN子は、自由で
私生活も充実してたキラキラ


「お母さんのこと、嫌やったけど
一人暮らししてみて、家事が何でも
出来るから、それだけは感謝してるわ」

たくましくもそう言った。


恋愛、仕事、プライベートの数々。

門限もない束縛もない自分の空間で
青春してた照れ


お互いに仕事を始めてから
N子と予定が合わない日が多くなり
なかなか会えなくなってきた。

年に1回会えたら、よい方になってた。



そんなある日、N子から連絡


「子宮筋腫になって、手術したえーん