≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
もうすぐ親友の命日です。
かけがえのない
私の親友の思い出
 
登場した親友N子です。
 
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

 

N子は、常に家族のことで
苦しめられ、悩んでいました。
 
両親
3つ下の弟
年の離れた7つ年下の妹
の5人家族で、団地住まいだった。
 
N子は、朝、学校でよく泣いてたえーん
 
あまり裕福ではなかったこと
両親が不仲だったこと
弟とも不仲だったこと
妹の世話を自分がしなくては
いけなかったこと
度々、母親から心無い言葉を
浴びせられ続けていたこと
 
何かしら、家族に悩まされていた。
 
お母さんが、N子に特に
キツイ人だったようです。
 
「あんたさえ生まれて来なければ
私はもっと自由に生きられたのに」
 
こう母親から言われたことを
ずっと引きづっていました。
 
N子はいつもこう言いました。
 
「こんな子供が嫌いな母親のもとに
生まれた子供は可哀想!
私は結婚して、絶対家族を大切にする」
 
「この母の言葉は絶対に許せない!
 
恨みつらみ言ってやりたいけど
黙って、墓場まで持っていく」
 
 
 
そんな環境だったためか
N子は小さい子供が
とても好きだった。
 
結婚して暖かい家庭を
持つことが夢だった。
 
三人兄弟の長女で
家のことは何でもやらされていたN子。
 
家事は何でも出来た。
 
努力家で、まじめで
こんな環境に負けず
慈悲深い、心の優しい人間だった。
困った人には、必ず手を差し伸べる。
 
私もいつもN子に
助けられてばかりだった。
 
悩んだ時、苦しい時
 
「私だけは絶対に
memintoの味方やから!!」
 
いつもその言葉が救いだった。
 
世界中で、N子だけは
私の味方でいてくれる。
私には、唯一無二の親友がいるんだと
私を安心させてくれる存在でした。
 
 
同じ高校にも進学できて、また一緒に
学生生活を送ることが出来ました。