

オカンの兄。


昨年、こんなブログを書きました。
このときの後半の話。
イトコがなくなりそのお父さんである
伯父が元気をなくした話…。
こちらの話の伯父は
オカンの実家のある辺りの田んぼを
すべて仕切っていて
(おそらく1町くらい?)
かなりの量を作ってました。
しかし、伯父は元気を無くしてしまって
お米作りからも遠のき
家に籠もる日々が続いておりました…。
当然と言えば当然ですよね…。
伯父は若い頃に奥さんも亡くしていて
一人で3人の子どもを育ててきました。
こんなこというと偏見かもしれませんが
長女・長男・次男という子どもたちでしたが
次男は軽度の障害があり
長女については
「女は出ていくもの」
という考えが染み付いている土地柄でしたので…
やはり頼りにしていたのは長男なんですよね。
その長男が…となったら…
うーん…きつい…。
たまにオカンは連絡してたみたいなんですが
電話にもでなくて…
家に行っても会えなくて…。
我々はもやもやと過ごしておりました。


そんな折に。


あれから1年が経ち、
先日の田舎訪問が発生しました。
遊んでいた川の対岸に
伯父の家はあり
オカンは伯父の家に行っているようでしたが
出ては来ないみたいで…。
あぁ、おじちゃん…まだムリなんかな…
てかご飯はたべてるんやろか…
なんかできることないかな…
と遠目に眺めていたのですが。
「おぉ!メメ、元気にしとったか??」
と後ろから急に声をかけられました。
振り向くとそこには
伯父の姿が!!!
と思わず叫んでしまいました。
伯父はトラクターで田んぼを耕している最中。
田んぼに出られるようになったんやな・・
えかった…
と思っていると
「なんかとれるか??」
と聞かれました。
なんか小さい魚がいるみたいで…
と返しますがそのあとが続かない。
うまく言葉が出てきません
「ちょうどよかった!
米、持って帰れよ」
と。
えー!お米ー!!
そこにオカンもやってきて。
まあ、ここからは兄妹での話もあろうかと
メメは川遊び隊へと戻ったのですが


米騒動。


実は例年、こちらの伯父の作ったお米を
山のように分けてもらっていた我が家…。
正直、お米のない生活を考えたことがなく。
お米を買ったこともないまま生きておりました。
むしろ売る勢いでw
しかし昨年の秋はその配給(?)がなかったので
今年の米騒動では
少しアオリを食らう形になってました
(オカンがうまいことゲットしてたらしいけど)
あー、お米があるのって幸せなんだなー
と、お米大好きな3兄弟と共に
しみじみと語っておりました。
そんな折におじちゃんが復活し
お米の話まで!!
てかおじちゃん、
「去年は持っていけなくて
悪かったなー」
っていうんですよ。
いやいやいやいや!
そんなんええねんて!!!
それどころじゃなかったじゃん!!!
どんだけええ人なんや
伯父が元気になってたことが
たとえそれがカラ元気であっても
うれしくてうれしくてほろりと来てしまいました


勢いで。


そのまま伯父のところに弟子入しようかと
思ってしまいました。
いや、真面目にこれからの時代って
一次産業なのでは
自分の口に入るものは自分で作らねばならんのでは。
って思ってるんですよねー。
そしたら叔父は
「おぉ、いつでも来い!
水の世話位はしてやるから
兼業農家でええと思うで」
と言ってました。
…真面目に考えようかな…
と思う今日この頃でしたー。
最後までお付き合いくださり
ありがとうございました
また覗いてみて頂けるとうれしいです
それでは素敵な週末をー!!!