「まっくらやみ」稽古場リポート⑤
大寒波ですね。
1月24日、25日は1911年に大逆事件の死刑執行が行われた日です。
今朝、あまりに寒いので暖房をふるでつけましたが、市谷監獄は寒かったでしょうね。
大石誠之助さん、こないだ飯田橋の教会の側で同窓会をした私ですが、世の中は平和になっておりません。
稽古場では二人の男女がゲンロンと恋の火花を燃やしております。
和子と健は、この町へ何しにやってきたのか?
サークル村の活動は町に何を与えたのか?
炭鉱の人たちとちがい、二人は文筆活動をしながら町で運動をしています。
触れ合ううちに、和子は自分探しと日本との出会いを再確認しています。
女のテーマを突き詰めようとしてもがく和子。
純粋であればあるほど、周りとの軋轢はひろがり、男女の想いは乖離します。
うーーーーーん!!
そして、行動隊が歌う「がんばろう」が響く中、ふりつけが始まっております。
残念ながら、また写真が逆になっちゃう症候群です。
振付は、鈴木拓郎さん。すごい売れっ子かつ、自身の団体チャイロプリンでも様々な作品を発表しています。
どんどん振付を進めて行く凄腕に舌をまきました。
この芝居は、歌と身体がセリフと別の通奏低音となっています。
実際に劇場でみて確認してください。
稽古も後半戦、どんどん進みます。
チケットはお早めに!

