夢の島思念公園 -2ページ目

夢の島思念公園

2005年から書き続けている夢日記

私はスカイリムっぽい世界に妹と一緒に落下しているところだった。

私と妹はスマブラに出てくるアイスクライマーみたいな感じで私は兄だった。

妹は8割くらいが金の刺繍のインドとかその辺の民族衣装を着ていた。

私たちに課せられたタスクはその集落に落ちているアイテムを拾う事と、指定された人物を殺す事だった。

最初のミッションで私は妹を殺した。

私たちを泊めてくれたおじさんの家でライターとそれにはめ込むラッパみたいな形の金属を拾ってスイッチを押すと、妹の名前が3つに分けられて発声された。

全部言い終わると妹が燃えた。

妹はなんだか少しわざとらしく「お兄ちゃん暑いよ、苦しいよ、痛いよ、息ができないよ」と言っていた。

髪の毛はチリチリになり、顔は爛れて、衣装だけは丈夫でいつまでも温度が低くて妹はなかなか死ななかった。

悲しいとかショックとかは思ったより無かったけど、嫌な思い出 (トラウマ)として記録された。


次に忍び込んだ家には誰も居なかったけど色んなファイルが散らばっていて、パラパラめくっていると、「童貞を卒業する時の相手リスト」なるものが出てきて、集落の若い女性の名前がほとんど全部書かれており、特にいい女っぽい人のところにチェックマークがついていた。

しょうもな、と思ってリストは捨てて、他のアイテムの場所や殺すべき人物の居場所を記した書類を何枚か失敬した。


次にプールサイドに落ちていたホイッスルを拾った。

吹くと、巨大な鯉の頭にピラルクーのような、瀟洒なカービングのようや模様のついた頭だけの化け物が現れて指定した人物をかじる。

私はそれを使って泊めてくれたおじさんを殺した。

鯉はひと飲みにせず、腕から肩までを齧り、つまさきからひざまでを齧り、とやるのでおじさんはたいそう怒って私に罵詈雑言を浴びせていた。


次は病院に行った。

ベリーショートヘアの美女がターゲットだっけど、余命いくばくもなくて、ほっといても死ぬだろうと思っていたら、顎が割れて眉が太くいかにもなアメリカ中年の刑事みたいな人が来て、童貞リストを作った男を連れてきた。

童貞は10代の太ったアジア人で、色は浅黒く、タイとかベトナムとか私の知らない国とかの人っぽかった。スパイダーマンノーウェアホームとかに出てくるネッドっぽい感じ。

童貞は刑事にお尻を蹴られて、前に転んだ。

刑事が「この男が件のダガーを持っているそうだ」と言った。

童貞は「持っているけど場所は俺しか知らない、欲しければ交換条件だ」と言ってあのしょうもないリストを示した。

刑事は何か銃のような、よく分からないけど作動すれば一撃で相手を仕留められる動画を童貞の頭につきつけていたけど、童貞は譲らなかった。

刑事は仕方なく、そこにいたベリーショートの美女に指示した。

同情はしなかったけど残酷だなとは思った。


童貞とベリーショートが病院の一室を借りて卒業している間、私は病院の部屋を見て回った。

余命が半年以上ある人はおらず、みんな死を待つ態勢に入っているようだった。

機械に繋がれたカーリーヘアの少女と話をした。

お父さんが病院の庭の庭師をやっているので、高い木で仕事をする時、窓のところでふざけて患者の笑いを取っている事をとても誇りにしていた。

そうゆうの分かる。

しかしそのお父さんが私のターゲットだった。

せめて少女が死んでから、とも思ったけど私にも時間が無かった。


使っていない病室でまたアイテムを拾った。

何を拾ったか全く覚えていない。


私が病院散策に飽きてきたころ、卒業式が終わって私も呼ばれた。

童貞が更に要求をしたようだった。

私は自分はつい最近来たばかりのよそ者なのにリストに名前が書かれていた事に少し驚いたが、さっさと終わらせようと部屋に入って服を脱いだ。

童貞が私の乳を吸っている間、拷問にかけた方が早いのではと思った瞬間、童貞が「あの…すみません…」と悲しそうな声を出して我に返ると童貞の息子がしんなりしていた。

私は「最初はそんなもんだって、気にするな」と励まして、ダガーの場所を聞き出した。


ダガーは普通に童貞の家の棚にあった。

つくづくしょうもない奴だと思った。

ダガーは3本あり、三角形に囲んだエリアを高熱で発火させて消し炭にするというものだった。

私は病院の庭のツツジの低木の裾に身を隠した。

アイスクライマーみたいなちっちゃい体だと思っていたのに160センチの現実の体とあまり変わらない体型になっていた。

ツツジの並びの通路を挟んで向かい側の、ピンクの名前を知らない花を咲かせている低木の茂みの中にターゲットのお父さんが居た。

ダガーは投げて適当に三角形で囲めばいいやと思ったが、そこにチューブに繋がれていた娘が何にも繋がっていない状態でお父さんにくっつきに来た。

私はなんだかよく分からない事になってしまったなと思い、様子を見た。

私は少女の余命を数ヶ月と見積もっていたけど、実際にはもう何日かという状況で、父親を守るために身代わりになろうとしていた。

ダガーが使えるのは一度きり。

私は親子の元を離れた。


病院の別館のような、外来専門っぽいけど見た目は地味な事務所みたいな外観の絵と地図が入っていて、侵入経路として上に書かれたハシゴの絵をハサミで切り取って下ろす、というのがあったのでそうした。

階段を登ったり降りたり、迷路のような道をひたすら進んで、出た場所は最初に私が妹を殺した場所だった。

地面に丸い窪みがあり、そのに妹を寝かせて燃やしたのを思い出した。

私はそれらの酷い行いを全部最初から確認させられるようだった。

うんざりする気持ちで目が覚めた。


私は東京のどこかで、大学の生徒か先生か分からないけど、大学に通う男の人と一緒に住む事になった。

キッチンやお風呂やトイレもあったのかもしれないけど、私が過ごしたのはただの四角い部屋で、床は継ぎ目のない白いリノリウムで、壁も継ぎ目のない真っ白な漆喰で、北側の左端に引き戸の出入り口、南側の中央に押し入れがあり、東の高い位置に明かり取り程度の小窓が一つあった。

何も無い部屋も心地いいと思って、荷物は最低限しか出さなかった。

床に布団を2枚敷いて眠った。

ある日私は妊娠した。

でも父親が同居している男だとは思えなかった、ほとんど口を聞かず、私というかそもそも性に興味が無さそうだったから。

それでもなんとなく妊娠するのは始めてだったので嬉しくて、少し前に妊娠していたトリンドル玲奈ちゃんに報告すると、大喜びで祝ってくれた。

あと、偶然同じメーカーの同じ色形のブラを使っていて笑った。

そのブラジャーは、ワイヤーが無いのか、果てしなく柔らかいのか、アンダーバストのところが全然痛くならなくて、おっぱいが張ったりしても優しくホールドしてくれてストレスフリーなやつだった。色はラベンダー色だった。


私はチョウチョウウオみたいな形の白地に傾向ピンクのぐんにゃりした縦縞模様の熱帯魚のお告げに従って、山の中の村落に赴いた。


そこには貧しく愚かな人々が直情的に暮らしていた。

村に着いてすぐ2階に大きなカフェがあったので入る事にした。

一階はどうなっているのか分からない。

2階のテラスには巨大なコカコーラの看板がかかっていた。


私が店に入ると、テラス席に案内されて、ブルーノ・マーズが数人の仲間と一緒に有名な曲を歌ってくれた。


私はウロコや頭など全てが硬い小さな鯛を生で出された。

ナイフもフォークも入らないので生魚をそのままカバンに入れた。


100キロ半ばくらいあるであろう太った女の人が2人、私の近くに座った。

母娘であると言う。

更に祖母もやってきた。

ここに約400キロの肉があるのだと思ったら変な感じがした。


祖母さんは私に優しくしてくれた。

刺青を入れる為の針のスペアをくれて、「元気な赤ちゃんを産んでね」と言ってくれた。

私は自分が妊婦である事を思い出して、トリンドル玲奈ちゃん達に会いに行かなくちゃ、と店を出た。


村の中央を目指して歩いていると、学校があった。

9歳くらいの痩せた男の子が男の教師に折檻されていた。

教師は自分の思い通りにならないと力で子供を操ろうとする感じだった。

直情型だなぁ、と思った。でも私には関係ないので素通りした。


村の中央ではキャンプファイアー用の丸い台座?の周りをグミの樹木が数本生えていて、果実を取って食べている人が何人か居た。

トリンドル玲奈ちゃんやSMの仕事してた時の先輩達が井戸端会議をしていたので声をかけた。


なんやかんやあって、お腹の赤ちゃんが出てしまった。

3.4ヶ月くらいの赤ちゃんに見えたけど、出産するのは始めてなので、未熟児なのだと言われたらそうなのか、と思った。

町長が、粘液にまみれさせとけば赤ちゃんが生きられる説を説いていて、全然知らない男の人が腹を裂いて何らかの粘液を提供してくれたので、赤ちゃんを粘液に漬けて、それを半円形のポケットみたいなものに布と一緒に入れて持ち歩いた。


お礼にカバンに入れてあった生の鯛をあげたら焼いてホクホク美味しそうになった。

私はアトリオンの2階〜5階まで全部インドの調味料や食材(生鮮を除く)を売っているイベントに行った。

誰か男の人と一緒に行動していたが、正体が判然としなかった。でもなんとなく、縦も横もデカくて優しい雰囲気があったので親友のケンちゃんみたいな人だったと思う。

ケンちゃんは一言も喋らなかった。

あと、長く真っ直ぐな黒髪に浅黒い肌、強すぎる目力の美女が一緒だった。

名前はわからない。美女も一言も喋らない。

私だけが喋っていて、なんか駄菓子の棒状のこんにゃくゼリーみたいなのに色んな味のやつがあって、具が入ってるのとかもあって、私は栗かぼちゃ味と、小豆味と、クランベリー味と、ルバーブ味を手に持ってた。

基本、スイーツの材料を買ってたんだけど、美味しそう過ぎる物や得体の知れないものはその場で食べちゃったり、なんかレジが雑過ぎる上に行列作ってると全部盗んだりしてた。

美女が、黒い粗く編んだニットのポンチョを着ていたんだけど、右手側の袖が一本なのに対し、左腕の袖は5本分連なっていてめっちゃかっこいい!私も欲しい!型取るからちょっと貸して!と騒いでたら美女は階段の手すりにポンチョをかけてどこかへ行ってしまった。


以前一度だけ仙台で入った事のあるどこかのカフェで、除霊浄霊&身辺警護の仕事を頼まれた。

依頼主はたいしょーさんだった。

仲間と霊験あらたかな離島にバカンスに行くっぽかった。

コナン君とか居そうと思った。


最初のチームは男女3:3+私の7人編成で、誰のってわけじゃないけど、別荘っぽい建物でお酒を飲んだり、テニスコートでテニスをしたりして探していた。

夜になると、誰かが肝試しをしようと言い出して、「これの事か」と思った。

洞窟があって、その中に人骨らしきものが積んであった。

1人ずつそこに行って、1番立派な骨を持って帰った人が優勝というルールだった。

みんな1人ずつ行くのに、たいしょーさんだけ私を連れていた。

案の定帰ったら女の子が1人居なくなってた。

学校イチの美女でありながら、ものすごい男勝りで活発な子だった。

私は人の陰陽についてみんなに教えた。

体の性別が女でも、強い陽の気を持つ人は陽として世界に認識される。

中性という存在は簡単に揺らいでしまうから、基本常に磁石のように二極化していると説明して、ここに居る私を除く全員がどちらかの極を持ち、そこに偏りがある為、誰かがあぶれて霊に干渉されていると話すと、私のせいで人数合わなくなってるからじゃんという話になってほんとだーと思った。

案の定、たいしょーさんがあぶれていた。

私はたいしょーさんに、あなたは現世に対する執着が少ない、恋人も居ないし一生懸命取り組んでいる趣味や、人生の目標を持たない。

だから、簡単に連れて行かれる。

でも私を雇ったって事は、少なくとも死にたくないって気持ちなんだろうから、今から私はあなたを助ける。

と宣言した。

たいしょーさんはしきりに腹痛を訴えていて、私は乾燥させた白いセージの葉、カンラン科の樹の枝を炙り煙で燻し、最後にさざれ石の粉とファブリーズを吹きかけた。

取り憑いている「虚無と希望の苦味」が姿を現した。

苦味は具現化しやすく、ほぼ黒の茶色いヤニ状の半個体なんだけど、浮遊しているので気体のようにも見える。

動きが少なく、凶暴さは無いものの、頑固で「どうせ」の一点張りなので、たいしょーさんから引き剥がすのに苦労した。

でも、幸せな体験を想像させると一瞬独立した。

その隙にたいしょーさんをチャリで逃した。

「こうゆう目に見えない仕事の時ほど、愛って役に立たないなって実感するよ」と言うと、苦味は泣いてしまった。

「でも、逆に、目に見える仕事をしている時、私は愛を持って行う。

絵描きに必要な物は自発的な愛だと思ってる。

あなたも、虚無などに拘ってないで、どんな悲惨なニュースも嬉しいことも、絶望でも希望でもなく、ただ今この瞬間を愛を持って見つめられるようになりなさい」

と諭すとなんか大丈夫になった。

苦味は私を気に入ったようで、タールのような鈍い動きでついてきた。

ここで見捨てたらまた他の人間に依存するのだろうと思って、他の霊達と共に背負い込んだ。

始めは他の怨霊達に対して嫉妬していた苦味だが、仕方ない、と言うふうに、「お前の生き様を見せてもらおうか」という感じで落ち着いた。

私に興味を持つ霊は多い。

人間も多い。

特に、私の裏も表も知る霊的な者にとって、私の狂気は良い娯楽になるようだった。

ある意味、道徳観念の強すぎる彼らにとって、私の行動は常軌を逸し過ぎて逆に笑える、と誰かが言っていた。

私は目が覚めたら愛を持って絵を描こうと思ったけど起きたら熱があったので諦めた。

私は高校に行く途中で秋田県立の子供預かり所みたいな所に立ち寄った。

色んなおもちゃや楽器や知育的な何かがあって、大人は私が初めて行った鍼灸院のクソデカボイスの受付のお姉さんと、私が幼稚園児だった時の幼稚園の先生と、死んだじいちゃんが居た。

子供達と遊んだり、廃屋を探検したりした。

子供服売り場の女児服を持ってきて水に浸すという謎行動をした。その後濡れた女児服をビニール袋に入れて公園の植え込みに隠した。

8時までに登校しなきゃいけないのに、ゆうき君とカードゲームに勤しんでいたら8時を過ぎてしまった。

ちょっとめそめそしながらみんなの居る所に戻ろうとすると、声大お姉さんに声をかけられて、女児服の事がバレたかと思ったら私が使った黄色いタオルをテーブルに置きっぱなしにした事を注意された。

全く意識に無かったので、自分が発達障害であることを伝えて、そうゆう意識にないミスを無くすにはどうしたらいいかを尋ねた。

お姉さんはうーん分かりました…と言ってどこかに行った。

私は何か教材的なものを持ってきてくれるのかと思って待ってたら、階段のところでゆうき君がアコースティックギターで今度みんなで合奏する曲をちっっっちゃい音で弾いていた。

私もやりたいと思ってリコーダー持って楽譜持ってきたら、ゆうき君がギターを渡して「ありちゃんが弾いた方がいいよ」と言ってどこかに行ってしまった。

大体のコード分かったらそこからアレンジすれば良いだろ、と思ったらコード弾きが全然メロディーに合わない。

突然お父さんがギターのチューニングをするためだけにやってきてEの弦だけ弾いてくれた。

アコギの音がちっちゃ過ぎて周りの子供達の声にかき消されて自分のギターのチューニングは「多分合ってるんじゃないかなぁ…」って感じに留まった。

タブ譜を見たら又印刷され過ぎて解読が鬼難しかった。

虫眼鏡で数字を読み取った。

タブ譜通りに弾くとそれらしくなった。


平松君とゆうじ君が私が学校に来ないから迎えに来てくれた。

デカくて優しくて可愛いゆうじ君が絵に描いたようなヒャッハーになってしまっていた。

習字道具で何やら治安の悪い漢字を書いてはそこらに貼っていた。

字は上手だった。

平松君は私が学校に遅れた事を怒ってた。

平松君もあんま学校来ないくせに…と思ったけど迎えに来てくれた事は嬉しかった。

ゆうき君と2人で遅れて登校したら真っ先に囃し立てるであろう2人をここで封じられたのも大きかった。

3人で学校に向かう途中、可愛い猫ちゃんに足止めを食ったり、畑仕事をしている怖いじいさんに野菜を渡されて、その場で生で食えと恫喝されて3人でしょんぼりと野菜を食べるなどしつつ学校に着いた。

託児所を出た時9時10分を過ぎていたので今何時か分からないけどとりあえず休み時間になるまで玄関の階段のところでグミを食べながら待つ事にした。

海底にイクスピアリみたいな施設があって、裏ではネグレクトや虐待、介護を放棄された老若男女が身を寄せるシェルターになっていた。

シェルターの生活は基本自給自足。
各部屋には果物の木が置いてあって、いつでもとって食べていい。
外に出れば魚が泳いでいるのでとって食べればいい。
ただ、火をおこす物がほとんどなくて、私は別の部屋のカーテンを切って持って来たりレシートでなんとかしようとした。
外を見ると少し遠くにヤシの木のようなものが見えるので、あれを取って来なきゃいけないんだろうけど、一緒に部屋に居るのはワンピースに出てくるルフィとウソップとナミ。
人間が泳いで木まで行って素材を取って帰ってくるのはちょっと無理そうな距離だし、海水の中でゴムゴムの能力は使えないし…と悩んでいた。

私はイクスピアリの方に行ってみた。
お友達のゆうき君が遊びにきていた。
ゆうき君がどっか行っちゃってから広場でファッションショーが始まったので写メを撮った。柱が邪魔で上手く撮れなかったし、モデルも客も自由に動き回るのでそれっぽい写真にならなかった。
一応ゆうき君に送った。
あとなんか超特殊なアメすくいに手足がびろんびろんに伸びたポケモンのぬいぐるみが入ってて、それを取ろうとしていたら強烈な眠気が襲ってきて意識が途絶えた。
夢の中の夢の中でゆうき君がすごい笑ってた。
何がそんなに彼を笑わせているのか気になったけど、動く事ができなかった。
枕元には手足のなが〜いパステルカラーのカビゴンが鎮座していた。

ベッドで目を覚ましたと思ってスマホを取り出し、「ワンピース 海底編」というのがあるのか検索しようとしたけど、「んもぴー 改訂」とか「もわーらー 撥」みたいに上手く入力できなくて、その間にもどんどん眠くなり、しまいにはスマホを持ち上げた左手に確かに感触があるのに目ではスマホが見えず、右手で触ろうとすると左の手のひらを触ってしまうけどその右手の指も見えないという自称金縛りα状態になって、あーこれまだ寝てるな私、と思って、こうゆう時はどんな努力も水泡なので寝ることにした。

そういえばサンジとゾロはどこ行ったんだろう、サンジ君はともかくゾロは刃物持ってるから使えるよな…と思った。
ちょっぱーは…焼いて食うか…
と思ってたらニコロビンが部屋に入ってきた。
胸の前で腕をエックスにして手のひらを内側に向けるあのポーズをしていて「ちょっと今はめんどくさい」と思ったらまた眠ってた。

目を覚ますとイクスピアリの従業員用エリアに居て、運ばれてくる衣類や日用品を仕分けする仕事をしてた。
衣類の中から勢いよく女の子が飛び出してきた。
茶色いファーのコートを着ていて、真っ黒でツヤツヤな髪を頭の上半分は編み込んでいて、下半分はドレッドみたいになっていて、長さは肩くらいだった。
皮膚の色は浅黒くてスラブ系のような感じ。
喋り方がゴールデンカムイのアシリパさんみたいだったので、アイヌの子かな?と思った。
声をかけると、彼女は名前を蝦夷(えみし)といった。
名前が蝦夷なだけで、蝦夷とは限らないよなと思った。
部屋に連れて行くと、さっさと寝てしまった。
部屋のドアがノックされて、真水を売ってくれると言うガイコツが現れた。
50cc2千円だった。
果物の水分で足りていたので断ったら、蝦夷が焼き魚に水をちょっとかけると身がふんわりほぐれて美味しいんだぞ!と怒っていた。
そもそも魚を焼く木がねえんだ、ごめんな。

覚醒が近くなって寝床の周りにあるものの気配を感じ始めたら、ベッドの右隣に誰か寝ている気がした。
私はそれを妹だと思ったんだけど、ずっと何か喋ってる。
難しい言葉を使ってる。
何の話だ、と思っていると目が覚めた。
現実だ。
ベッドの右隣に1人分のスペースを空けて寝てた。
早速「ワンピース 海底」で調べたらあんまり面白くなさそうな感じだった。