こんにちは。
生きる広告塔
全肯定できる心屋認定講師＆カウンセラー
こころの楽園☆エリージアムのつぐみです
＞＞「生きる広告塔」についての説明はこちら
今回、プロフィールを作り直すにあたって
再度棚卸のため
自分の半生について書いています。
心の世界に入るまで
色々な不幸を握りしめていた私でしたが
心屋塾でお世話になるようになってから
自分の記憶が700パーセント嘘だということを学び
また自分の人生は
すべて自分でプロデュースしていたことも知り
正直心が痛む部分がたくさんありますが…
今まで読んでくださっている方にも
はじめましての方にもお伝えしたい
私についての記事です。
時折更新していきますので
どうぞよろしくお願いいたします。
★母の世界を生きた私の半生記（その７）
の続きです。
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母の世界を生きた私の半生記（その８）
その頃、同時に
母親に何度か勧められて
５回ほどお見合いをしました。
けど、ピンとくる人はいませんでした。
それに、なんとなく
自分がどんどん汚れていくような気がして
もう結婚はできないとも思っていました。
そして、一人で生きていくことを考え始めます。
ちょうどその頃
当時通っていたダンススクールの先生から
インストラクター試験を受けてみないかと誘われたのをきっかけに
必死で自立しようと、試験に向けて頑張り始めます。
何かに向けて努力することは
決して嫌いではない性格なので
必死になって勉強しました。
そして、あと少しで試験という時
実技試験用のダンスの振り付けを考えるため
参考資料にしようと思い
生まれて初めてレンタルビデオ屋さんに行ったのですが…
そこで、当時アルバイトをしていた今の旦那さんと
３年ぶりに偶然バッタリ再会したのでした。
当時は会社勤めもしていた旦那さんと
その後たびたび会う間
お互いの近況報告をしているうちに
「一人で頑張るな」と言われ
「俺が守ってやる」と言われ
「いつまでも待つ」と言われ
揺れに揺れた中で受けた試験は
実技は通ったものの
ペーパー試験に落ちる始末。
一人では生きていけない。
けど、自立して実家も早く出たい。
ちょうど、その少し前に
会社の同期の女の子が、好きな人と別れ
親の勧めのお見合いで
幸せな結婚をしたのですが
当時の彼女の
「女は想うより想われて結婚した方が幸せになれる」
という言葉を思い出したのです。
そして、積極的にアプローチしてくる彼が
まるで救いの神のように見えてきたのでした。
彼と一緒にならなければ
そのまま一生結婚できない気もしました。
当時の私には、まだまだ
「結婚」が、幸せの象徴だったのでした。
そうこうしているうちに
当時まだ時々遭っていた
ストーカーから私を守ってくれるという理由で
彼が私の部屋で暮らすようになったため
父からの
「近所の人の手前もあるから」
という一言で
あっという間に結婚の話が進んでいきます。
旦那さんは、営業職なので
父と話を合わせることは上手でした。
３年前、彼を私に紹介はしたものの
結婚するとは思っていなかった母親は
「あの人と結婚すると、お金に苦労する」
と、反対しました。
それでも、とにかく
彼の、ゆるくて、いい加減なところが
当時の私にはラクだったのかもしれません。
結果、母の意見に
生まれて初めて反対し、結婚。
母の言う通り
旦那さんには貯金が全くなく
結婚する前も、確かに
「お前の貯金は、これから二人のもの」と言われ
一瞬モヤモヤしたのですが
精神的に「ラク」を選んだ自分がいました。
その時は、本当に「ラク」だったのです。
旦那さんは
「努力」「忍耐」「根性」「向上心」
そういう言葉とは無縁の人なので
彼の友達でさえ、私に
「努力」「我慢」という文字がこいつの辞書にはないけど
それでもいいの？
と言ってくれたぐらいでした。
とにかくそれまでの私の世界とは
全く正反対の世界で生きてきた人でした。
お金こそありませんでしたが
何かというと、すぐにお金だという母に対して
お金だけがすべてじゃないということを
私は証明したかったのかもしれません。
音楽が好きで
中学生のころからライブ活動をしていた彼を
応援したいという気持ちもありました。
彼はそこそこ歌が上手だったので
私も趣味で曲を書いていたこともあり
よく二人で一緒に曲を作りました。
私が歌詞、彼が曲を書きライブで歌う
という形も、当時は多くありました。
気が短くて、すぐキレる彼が
トラブルを起こし、職を失っても
愛があれば何でもできるのだと
必死で二人の生活を守りました。
旦那さんよりも早く家を出て
少しでも稼ぐため
遅くまで残業して帰る…
毎日が寝不足で
倒れそうになりながら生活していました。
休日は、体を休めたくても
彼のご機嫌が悪くなるので
よく二人で出かけていました。
美容院に行く時間もなく
結婚してから、髪の毛は伸び放題。
自分にお金をかけることもなくなりました。
疲れ切った毎日で
会社でのお昼休みは
狭い更衣室でいびきをかいて寝る始末。
狭くて安いアパート。
お金のない貧しい生活。
彼の趣味と、二人の生活を守るために
一生懸命働く日々。
彼の音楽活動に関しては
何か一曲でも世に出たら…と
淡い夢を抱いていた私とは違って
彼はあくまでも音楽は趣味のようだったので
そのあたりに関しても
少し温度差があったようでした。
少しずつ何かがズレ始めていましたが
それでも、実家にいる時よりも
精神的にはずっとラクだったので
幸せなのだと思っていたのでした。
つづきはこちら↓
母の世界を生きた私の半生記（その９）
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