BNのフレディ・ハバードといえば、録音データにその名を見つけると嬉しくなってくる位、新主流派、ハードバップ、ブルースに至るまで、サイドマンでありながら(文字通り)どんなセッションでも素晴らしいプレイでその個性を強烈に印象づける「天才」トランペッターです。

反面、自身のリーダー作では、勿論プレイ自体は相変わらず素晴らしいものの、リーダーとしてセッションを支配しきれてない印象があり、共演者によってその作品のカラーが決定してしまうような一面があります。(まぁ大人の事情もあったのでしょうが..)
だから、ハバードのリーダー作品の共演メンバーは他の者のソレより重要な意味合いを持っているのです(私見デス..)。


..で、私が特に好きなアルバム。三管JM発進直前に、ショーターと初共演した、ハバードBN4枚目のリーダー作『レディ・フォー・フレディ』の紹介。

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大人の事情なしにハバード自身がメンバーから方向性まで自由にさせて貰った作品らしいです。

..が、やっぱり印象はショーター&コルトレーン部隊+ハバード..
ん~、これは仕方ないですね。

→次回につづく



さて、5区の補欠選挙だってさ。
はぁ、もはや投票の意味すらあるものなのかどうか..

某元首相の次男の応援演説、「候補者は町村さんです。私じゃありません!」ってのには笑わせてもらったが..
その町村さんに決まりそう、トホホ。
涼しいどころか夜は寒くさえなってきた今日この頃。
窓を閉めて大音量でステレオを鳴らすことが出来て嬉しいですね。

そんなこんなで久々大音量で『ダーク・メイガス』でも浴びてみようかとヴォリュームつまみをググッと上げ再生ボタンを..

..ムム、すぐに挫折。

なんか体が求めてないみたい。


手を替え品を替え、マクリーンだのショーターだのをCDプレイヤーにセットしてみるも、何かシックリこない..



..で結局、レコードをひっぱり出してきて、落ち着いたのがボビー・ハッチャーソン『トータル・エクリプス』

4291番って事は、もう後期も後期、もはや往年のBNジャケットイメージの欠片も残してません。
絶対にジャケット撮影用に撮ったとは思えない適当なスナップ写真で、しかも若干ピンボケ..
写っているくわえ煙草のアフロがハッチャーソン本人かどうかさえ、もはやどうでも良いと思わせる残念具合。

何もかもが適当なこの凄まじいジャケットを見ると、マシな音楽など全く期待出来ないんですが、意外にも大丈夫、むしろ新主流派の名盤に数えて良い程の出来です。

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そして、ついでに同じハッチャーソン=ハロルド・ランドのこれも聴きたくなってきたんだけど..

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こんな事になってて聴けません..

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こちらは一転、オープナーの「ゴーイン・ダウン・サウス」がめちゃカッコいい、ファンク色の強いアルバムです。

聴けないんだけどさ..
→つづき→

アルバムを象徴する「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」ですが、マイルスが繊細なミュートプレイを聴かせるのはいつもの通り。
それに加えて、この頃のマイルスは、メロディを創り出すのが天才的。

この事が、更に御大のトランペットの歌いっぷりが上がった様に聴こえる要因なのでは?..と思ってます。
(多分モード曲での空間の活かし方を考えた際の産物だろうと邪推しますが、理論付けはハードルが高そうなので止めときます..)


続くコルトレーンとキヤノンボールのソロは、全体の完成度から考えると蛇足と言えば蛇足ですが、この時期の両者吹きまくりのソロは、個性の対比の面白さも手伝って、さすがにグッと引き込まれてしまいます。
すぐ後に『カインド・オブ・ブルー』で絶妙に抑制の効いた、名盤にふさわしいプレイを披露した両者の、ここでの「雰囲気ぶっこわし」が、編集盤1958ならではの魅力となっているのもジャズの面白さ。

エヴァンスが、自らがイントロで創り上げた世界に軌道修正させた後、再び御大のハーマンミュートで有終の美。

ん~、ジャズの魅力満載。



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さて、マイルスはジャズで断トツで有名なミュージシャンであり、その最高傑作である『カインド・オブ・ブルー』からジャズを聴き始めるのは、ごく自然な事だと思います。
そして、カインド・オブ・ブルーの格好良さは初めてジャズを聴いてみようとする人を感動させる事でしょう。
しかし、その後が困ってしまいます。他にこんな格好いい作品がないんです。

そこで、カインド・オブ・ブルーで立ち往生してしまうであろう多くのジャズ入門者にこそ、「2枚目のジャズ」として、同じメンツながら孤高の名盤とはまた異なるジャズの魅力を携えた『1958マイルス』をお勧めさせて頂きますが如何でしょう。


ん~、纏まらず..

携帯で長文は無理だな..