藤井風×川村元気対談より「僕が僕を見ている」作詞/ 川村元気 | 風ゆくままに~Windy Rhapsody~

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風ゆくままに、成るがままに・・
2021年より藤井風さんの音楽を聴くようになり
彼の音楽性、人間性、精神性に魅了される日々
風さんを中心にした音楽ネタを綴ります

2024/03/18

『四月になれば彼女は』(文春文庫)

の原作者・川村元気さんと

 

主題歌「満ちてゆく」を書き下ろした

藤井風さんとの対談が公開されてから、3週間になります。

 

 

対談記事はこちらから

 ↓

 

 

この対談の中で、ずっと気になっていた

川村元気さんが作詞した「僕が僕を見ている」という歌がどんな楽曲なのか、ようやく拝聴することができました。

 

 

この時の対談でお話されていた内容は

 

歌詞で言うと、川村元気さん、一曲、作詞されていますよね?

川村

わ!やば!!(汗)

あの歌詞、僕、衝撃的で。僕のデビュー前に、僕がずっと言ってきたこと全部言ってる人いた、っていう感じでしたよ。

川村

合唱コンクール(NHK全国学校音楽コンクール)のための曲でしたね。

「僕が僕を見ている」(2019年)まさに僕が歌ってきたような死生観を先に・・・

川村

いやいや、恐れ多いです・・(笑)

だから、ここにきて川村さんと一緒に仕事させてもらえるっていうのも、導かれてるなって。あの歌詞を見て、より感じました。

 

 


 

 

ずっと聴いてみたいなーと思っていました。

 

風さんの「帰ろう」とも少し似ている気がしました。

 

 

この対談を読んでいると、風さんと川村元気さんは遅かれ早かれ、いずれ引き合うようになっていたのかなーと思います。

 

どこか似ているような、共通している波動のようなものを感じます。

 


 

 

 


川村元気さんのコメントが掲載されています。(2019年)

  ↓

 

 

 

 

 

【高等学校の部】

 

 

 

 

 

高等学校の部 課題曲 【混声四部合唱】

 

作詞:川村 元気 

作曲:岩崎 太整 

編曲:横山 潤子

 

  僕が僕を見ている

 

【歌詞】

 

僕が僕を見ている 僕が目を閉じている
眠っているのかな いや死んでいるんだ

 

みんなが僕を見ている あいつは泣かないんだな

だけどあの子は 泣いてくれるんだ

 

みんなが 僕のことを話している
あれ? 僕はどんな人間だったんだろう
あいつはイチゴが好きだけど イチゴジャムが苦手
微分積分できないけれど 歌うのは得意
絵が下手で 足も速くない
涙もろくて 打たれ弱い
でも褒められて伸びるタイプ(笑)

 

僕が僕を見ている 君が僕を見ている
僕がいなくなっても
この世界はなにも変わらない
朝日はいつものように昇る

 

僕が僕を見ている 君が僕を見ている
僕がいなくなっても
この世界はなにも変わらない
君は泣いてくれるのかな?

 

新しい朝が来た 僕は目覚める
さあ、どこへ行こう 誰と会おう

 

新しい朝がきた 僕は目覚める
さあ、なにをしよう どんな歌を歌おう

 

 

 

 

 

 

風さんの母校、岡山城東高校・合唱部も歌われています。

 

「僕が僕を見ている」

2019/12/27:岡山シンフォニーホール

 

 

 

NHK全国学校音楽(合唱)コンクールといえば、

 

2008年には中学の部で、アンジェラ・アキさんの

「拝啓・十五の君へ」~手紙~が、課題曲として書き下ろされましたね。

 

風さんにもいつか、そんな日が訪れるでしょうか?

 

そう遠くない日に風さんが書き下ろした楽曲を全国の学校で歌われることを切に願っています。