♪四月になれば彼女は/April Come She Will【歌詞/和訳】by S&G | 風ゆくままに~Windy Rhapsody~

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風ゆくままに、成るがままに・・
2021年より藤井風さんの音楽を聴くようになり
彼の音楽性、人間性、精神性に魅了される日々
風さんを中心にした音楽ネタを綴ります

川村元気作『四月になれば彼女は』を読んで、

サイモン&ガーファンクルの歌にとても興味をもちました。

 

 

原作では、目次代わりに月ごとにタイトルが付いている所も粋だな~と思いました。

 

四月になれば彼女は

五月の横顔

六月の妹

七月のプラハ

八月の嘘

九月の幽霊

十月の青空

十一月の猿

十二月の子供

一月のカケラ

二月の海

三月の終わりに彼は

 

 

四月になれば彼女は/April Come She Will

 

自宅で「サイモン&ガーファンクル」のアルバムを発見したものの、

"April Come She Will"は収録されておらず、がっかり。

 

 

色々と調べてみましたが、歌詞の意味はそれぞれの解釈があり、結構みなさんバラバラな訳詞で・・止むを得ず、また自力で訳してみました。

 

 

そんな中、発見したのが

April, May, June, July, August, September...と

月ごとに全て韻を踏んでいること。凄い!!!

 

今回もまたまた意訳になっていますが、こんな感じかなぁ。。と必死で調べて訳してみました。

 

 

 

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

 

 

 

でも、ちょっと待って!!!パーパーパー

 

いや~ん、

原作の中にちゃんと書いてありましたよね!?おいで

最後の方に!!!ガーン

 

書き終わった後に思い出して、本のページを捲りました。

 

 

川村元気さまがちゃんとちゃんと書いてくださっていました。

気づくの遅すぎ....( ノД`)シクシク…

 

後から、原作の訳詞を追記しました。トホホ

 

 

 

 

 

 

「四月になれば彼女は」

 

♪April Come She Will / Simon & Garfunkel 

 

 

【歌詞/和訳】

 

April, come she will
When streams are ripe and swelled with rain

4月 彼女はやってくるだろう
春の小川が満ちて 雨があふれる頃

 

(原作)

四月になれば、彼女はやってくる

小川に水が満ち、雨で潤う頃

 

 

May, she will stay

Resting in my arms again

5月 彼女はそばにいるだろう
また僕の腕で休んでいる

 

(原作)

五月、彼女は僕のそばにいる

僕の腕のなかで、ふたたび安らぐ

 

 

June, she'll change her tune
In restless walks, she’ll prowl the night

6月 彼女は変わってしまうだろう
休むことなく 夜を彷徨い歩くだろう

 

(原作)

六月、彼女の様子が変わる

落ち着きなく歩き、夜に彷徨う



July, she will fly
And give no warning of her flight

7月 彼女は突然消えるだろう

いなくなることを告げずに

 

(原作)

七月、彼女は去っていく

なんの予告もなく

 


August, die she must
The autumn winds blow chilly and cold

8月 彼女は本当にいなくなる(死が迫っている)

ひんやりと冷たい秋風が吹くなか

 

(原作)

八月、彼女はきっと死んでしまう

秋の風が肌寒く、冷たく吹くなかで

 

 

Sptember, I'll remember
A love once new has now grown old

9月 僕は忘れないだろう
かつての恋も移ろい過ぎてゆくことを

 

(原作)

九月、僕は忘れない

生まれたばかりの愛も、やがて移ろい過ぎてゆくってことを

 

 

 

 

こちらも参考にさせていただきました。

 

 

 

私の解釈では、こんな感じかなぁ...

 

4月になると、彼女(かつての恋人)がやってくる。

その恋も、時が経つとやがて終わりがくる。

季節の移ろいのなかで、彼女は変わり、突然いなくなる。

死期が迫っていて、死んでしまう。

 

彼女の「生」と「死」を歌っているのかな?

9月になると、主人公の男性はかつての恋人を思い出す。

 

「かつての恋人がやってくる」というのは、4月になると彼女を思い出すという意味。今はもういないから。

 

5月には、再び自分の腕の中で彼女は寛いでいる。

「再び」というのは、今はもういないけど思い出している。

 

 

この曲は、始まりがあれば終わりがある...変わりゆくもの

でも心の中の思いは、終わることなくいつまでも記憶の中にある...というような事を歌っているのかなぁ...と思いました。

 

 

正解は全くわかりません。

ご存知の方がいらっしゃったら教えてくださいませ。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。