藤井風ドキュメンタリー⑤「 今を生きる」 | 風ゆくままに~Windy Rhapsody~

風ゆくままに~Windy Rhapsody~

風ゆくままに、成るがままに・・
2021年より藤井風さんの音楽を聴くようになり
彼の音楽性、人間性、精神性に魅了される日々
風さんを中心にした音楽ネタを綴ります

今更という感じですが、

もうずーっと書きかけて放置していた記事です。

 

随分と間が空いてしまいました。

 

LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVE (Blu-ray)ドキュメンタリーの感想や気づきを投稿させていただきますね。

 

これが最後です。(←のつもりでしたが、あと1回有)💦

 

 

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2022/10/20

パナソニックスタジアムLIVEを終えたチーム風、芋掘りのシーンから始まり、同シーンで終わりますね!

 

 

始まりは、エリザベス宮地さんのナレーション

 

2022年10月20日、吹田スタジアムでのライブから4日後、風たちは事務所で管理している畑に実ったさつま芋を収穫していた。

 

約半年前、ホールツアーが始まってすぐの頃に植えたさつま芋は、風たちが旅をしている間にすっかり成長していた。

 

 

芋掘りの手を止めた風さんが口を開く

 

今までのキャリアを総括するような

このままもう引退するんかなー

というくらいの集大成が続いたから

「今までありがとう」とでも言いたくなるくらいの・・

 

と、落ち着いた口調。

 

そこには、もうやり切った感,満ち溢れた姿が!!

 

 

そして、映像は半年前の春に戻ってリスタートするのですが・・

 

最後のシーンで、再びオープニイングに戻り、風さんが続きの言葉を発します。

 

 

エリザベス宮地さんのナレーション

 

全ての芋を掘り終えた後、改めてスタジアムライブを振り返ってもらった。

 

(風さん)

ほんと今、ありがとうとでも言いたくなるぐらいの・・

一区切りって感じですよ

だから、わしはこっからどう生きていこうかなーと

この地球のために、世界のために

まだ何ができるのかなーと考えておるところですわ。

 

まるで109歳の風さんです。

 

(ザベスさん)

お芋掘りながら・・

 

お芋掘りながら、地球を感じながら・・

ほんと、いつ引退しても

いつ終わってもいいぐらいには、もう、今の気持ち・・

 

 

半分抜け殻になっているような風さんが

そう言ったところで、

まだ芋掘りしているずっずさん

 

まだあるぞ!

ほら、見てっ!まだあるぞ!!

 

まだあった?

 

まだあるんだよ!

 

と、土を掘り起こす作業を続けるずっずさん

 

終わったと思ったら、

見えてこないものもあるってことですね?

 

と、ザベスさん

最後の最後に意味深な言葉を残して、このドキュメンタリーが幕を閉じます。

 

 

これからもまだまだ続くよ!

旅路は続いていくよ!

そんな終わり方にも見えました。

 

であれば、エンディング曲は「旅路」でも良かったのになーと勝手に思いましたが、、やはり「ロンリーラプソディ」の方が今回のドキュメントタリーには、合っているのでしょうね。

 

みんな一人だけど、みんな一つ

 

ワンネスを歌った「ロンリーラプソディ」

今回のコンセプトのひとつでもあったと思います。

 

 

 

 

2022年10月15日・16日

こうして風さんは、あの壮大なプロジェクト「風の秋まつり」と題して、フェスのような大イベント&スタジアムLIVEを完遂しました。

 

もうそろそろ一年が経とうとしていますが、あの日のことは一生忘れないと思います。あれほど強烈にインパクトを残したLIVEは、この先あるかどうか・・

 

本当に神がかったステージであり、圧巻でらしたFujii Kazeを目の当たりにしました。

 

 

私たちをそう感じさせると同等に、いえ、それ以上に、風さんとチーム風もまた只ならぬエネルギーを燃やしたことと思います。

 

やり切った感満載の風さんは、本当にもう抜け殻のようになっていたのではないでしょうか・・

 

それ故の、風さんのあの言葉でしょう?

 

このままもう引退するんかなー

「今までありがとう」と・・

 

わしはこっからどう生きていこうかなーと

 

いつ引退しても、いつ終わってもいいぐらいには、もう・・

 

 

衝撃的な言葉たちでした。

 

そうでなくても、

このドキュメンタリーの中で特に印象深い言葉が、まだ2つ程あります。

 

恐らく同じように感じている方が多いのではないかと思うのですが・・

 

 

1つは、7/7 七夕の日。

 

ザベスさんに「今日何の日か知ってます?」と聞かれて

 

七夕ね!!あ、願いごとね!?

願いごとって難しいよね!?

 

今日もし書くとしたら?

 

まじレスすると、あれですよ、もう・・

役に立てますように..ですよ

 

時々自分が何の役に立ってるか分からなくなるから・・

個人的な願いはないね

もう満たされてるよ、十分・・

 

 

ここでも、109歳の風さんが顔を覗かせます。

 

ちょっとあなた、もう・・先月25歳になったばかりでしょ?

と突っ込みを入れたくなります。笑

 

でも、これが風さんなんですよね!!!

 

笑い事ではなく、胸がキューっと締め付けられる思いでした。

だって25歳の時の私はそんな風に思ってなかったし、そんな言葉は出てこなかったもの・・(泣ける)

 

 

 

(02:04)

 

 

 

(02:04)

 

 

 

そしてもう1つは、パナスタLIVE当日のリハ後かな?

 

お父さんお母さんに命がけで行って来いって言われたんでしょ?

 

「もう死んでもええって、死んでもええみたいな

 

それに対して何か思ったの?

 

いやなんかもう、いやカジュアルに、普通に、普段からそう言われる、そういうタイプ、特にオカンがね!

 

オトンは、意外とセンシティブに言わないですけど

オカンが何でも・・お陰で、

いつ死んでもいいと思って生きてるし・・

 

今日だけじゃなくて?

 

そう、そう

 

という会話を笑顔で軽やかに、サラリとしている風さん。

 

その陰には、やはりお母様のスタンスとか、神髄のようなものを垣間見た気がしました。

 

いや、お母様凄いですね!!

「死んでもええ」の言葉はお父様ではなく、お母様でしたね!!少し意外でした。

 

(これは自分の子どもに中々言えませんよー)💦

 

 

ああ、でもやっぱり風さんは「今を生きている」んだなー

♪”明日なんかくると思わずに燃えよ” の歌詞の通り、

今を生きる人なんだなと実感しました。

 

 

パナスタLIVEでも、それ以外でも常に、目の前のことだけを見て、

それだけに命を燃やして挑んでいるのでしょうね!

 

 

 (まぁ、アーティストの皆さんそうなのだと思いますが)

 

 

そのパワーもエネルギーも、直に受け取ることができた私は本当に幸せ者です♡

 

 

 

これらは、もう既に約1年前の出来事です。

 

 

 

スタジアムLIVE終了後、間もなくして

チーム風は更に次のツアーに向けて走り出しました。

一回りも二回りも成長を遂げた風さんを筆頭に。

 

LOVE ALL SERVE ALL ARENA TOUR 2022‐2023

 

6月には26歳になりました。

 

アリーナツアーの次は、海外公演アジアツアーへと

 ずーっと"Workin' Hard"している風さんとチーム風です。

 

こうして、次へ次へと進むための「今」を生きる。

 

風さんを見ていると、常に「いつ死んでもいい」と思える生き方をしているんだろうな・・と、感じます。

 

 

 

 

2023年6月~7月のアジアツアーでは、ピアノオンリーの弾き語りライブという小規模なキャパシティだったこともあり、これまでと違うパフォーマンスを見せてくれました。

 

 

でも、それが等身大の風さんなのかな?

ピアノ弾き語りライブは、もしかしたら一番贅沢な貴重なライブと言えるかもしれません。

 

凄ーく近い距離間で、あれほどフレンドリーに、一緒に歌ったり対話したりできるステージって・・そうそうないですよね。

 

ふと、エイミー・ワインハウスが本当にしたかったライブ(こじんまりとしたジャズクラブとかで)というのを思い出しました。

 

彼女は、そんなライブがしたくても、人気が出て有名になり過ぎた為に、自分が望むライブが許されなかった。「ここでは歌いたくないのよ」と訴え、フェスの大ステージ上でボイコットしたり、壮絶な紆余曲折を歩んできましたが、最後の最後まで、自分が本当に望んでいるライブを実現することなく、命果ててしまいました。

(ドキュメンタリー映画「AMY」を参考にしています)

 

 

またまた話が脱線しております、ごめんなさい。

 

 

色々と書かせていただきましたが、今を生きる風さんが、こうしてライブを継続しているのも、すべてMGずっずさんが居たからこそ。ずっずさん無しには、今の風さんもいませんよね。

 

 

 

文章力乏しい私には、最後に上手く纏められず、今回で終わりにしようと思いましたが、ずっずさんのことが書ききれませんでした。

なので、次回もう1回だけ感想を述べて最後にしたいと思います。

 

長々と拙い文章をお読みいただき、ありがとうございました。

 

ご訪問くださる方、いつも感謝しております。