11月23・24日の両日、「金沢寺町寺院群文化財特別公開」というイベントをやってまして。
行ってきました、2日連チャンで。
確か去年もやってたよな~とか思って調べたら、どうやら今回が3回目という事らしく、イベントとしてはまだまだ若いイベント。
わたしが参加したのは今回が初めてで、1か月前からワクワクドキドキ。
頼むし雨降らんでくれよ~、とひたすら祈ってました。
思いが通じたのか、幸い初日は晴れ、二日目は曇り。
雨にたたられる事なく、足元のいい中でお寺巡りをすることができました。
ちなみに寺町ってのは、その名の通りお寺の密集地帯。
江戸時代、加賀藩の意向でお寺が集中的に集められた地区で、現在も70余りのお寺があります。
今回参加したのはその内の9寺。
それぞれが堂内を公開し、自慢の寺宝を展示。
いや~見応えありましたわ♪
中でも一番印象に残ったのがこちら。
知らんかった!
金沢に大仏さんがあったなんて知らんかった!
考えたこともなかった!
ググってみると、金沢には「四大仏」ってのがあって、これはその内のひとつとのこと。
って事は逆に言えば、まだこの外にも3体ある訳で。
見てーー!!!
他の3体も見てみてーー!!
とは言え、この大仏も含めいずれも堂内に保管されており、中に入れてもらわないと見学不可能。
勝手にチョイっと行って眺めて、って訳にはいかないらしい。
んーーーハードル高けーな。
死ぬまでに4体全部制覇できるかな?
別に4体全部見たってナンも景品ないけどよ(笑)。
と、そんな充実した2日間でした。
主催は北陸朝日放送。
ありがとうHAB!
来年も必ずやってねー!
ついでに卯辰山寺院群や神社編もやってくれー!
お寺。
LOVE♪
そんなお寺巡り前に腹ごしらえ。
イベントは12時スタートなので、まずは昼飯を食ってスタミナチャージ。
最初伊乃心へ行ったのですが、まさかの遅延に遭ったのは前の記事で書いた通り。
方向転換して前田慶次朗へ。
でもこのお店、休日のお昼はスゴイのよ、待ちが。
ぶっちゃけそんなに客が多い訳でもないんだけど、店内カウンターだけで、それも7席くらいかな?とにかくキャパが小さいモンで、すぐに行列になるんです。
だけどこの日は幸運にもラスト1席に滑り込め、即着席。
ラッキー!
ところがこの後、後続が続かず、逆に空席が出る始末。
この店が日曜のこの時間にこんなに空いてるなんて初めて見ますわ。
たまたまなんですかね?
それとも客足落ちてんですかね?
でも1か月ほど前の同じくらいの時間に来た時は並んでたしね。
だから宇宙軒行ったんだけど。
んーーーと悩みつつ、オーダーしたのは看板メニューの”慶次朗”。
モリモリ元気にいただきます。
スープは完濁の赤茶色。
液温あつあつ。
ぬんめりキますね、醤油。
ラードでべったりの甘みの中に、醤油の旨辛さがじと~っと伸びて。
じわじわじわじわ味を引っ張る。
そこにゆったり乗っかる豚骨。
醤油の香味を取り込みながら、豊かにうま味を膨らませ、尻上がりに厚みを増していく。
そこにごっそり盛られたフレッシュなニンニクがツンとした辛みを走らせ、後味をシャープに〆る。
麺は太麺。
茹で加減普通。
ぐっしり食感の麺は歯応え満点、噛み込むごとに柔らかに粘り、ぷるんと踊る。
と同時に豊潤な小麦の味が沸き返り、スープのうま味を吸い込みながら、ずんずんと味を太らせる。
さらに大量のもやし。
麺と一緒に絡み上がって、ざくざくと元気に砕けて。
中から弾け出す水気がオイリーなスープを程よく希釈し、みずみずしく味を伸ばす。
この「油ダルい」と「伸びやか」の矛盾した調和。
イケますわ~♪
チャーシューは面積大、厚みやや薄。
2枚。
質感ほちゃんほちゃん。
しと~りと舌に貼りつき、噛むとむっちり、肉からは豊潤な肉汁が流れ出す。
重く強く充実した肉の味。
ただ。
ちょーっと塩がキツイのですわ。
別にこんなに塩辛くする必要ないんでないの?みたいな。
個人的な好みを言うと、もっと塩を抑えて、肉の味そのものをシンプルに前に出して欲しい。
ずるるるっとすすって。
終丼。
前田慶次朗の”慶次朗”。
美味しく楽しくいただけました。
そしてこの後お寺を巡るべく、寺町に向けて出発。
途中、伊乃心の前を通ったらちゃんと営業してました。
時間は12:40分頃。
あの後店主現れたんか、店主不在のまま強硬開店したのかは謎ですが。
まあなんか、意味不明に不安定ですな(笑)。
ごちそうさま。
〒920-0981
石川県金沢市片町2丁目7-1
TEL:076-224-1161
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