一の宮 20150806-1
【一の宮 原酒】



この前ね、チビとラーメン食いに行ってきたんですよ。


先に言っときますけど、この時食ったラーメンはブログには登場しません。
最初からブログに書かんつもりで行ったので、写真一切撮らなかったし。


で、冷しラーメン頼んだんですね。
わたしも冷し、チビも冷し。


15分ほど待ってラーメン登場。


早速スープからすすると、そのスープがえらくぬるいんですよ。
熱くはないけど、かと言って冷たい訳でもなく。
単にぬるいスープ。
常温。


そんで思わずつい、「これ全然冷たくないな」とポロっと言っちゃったんですね。


その後よ。
大変だったのは。


チビ:「これ冷たくないねー!(大きな声)」
チビ:「これ全然冷たくないねー!(大きな声)」
チビ:「これぬるいわー!(大きな声)」
チビ:「これ全然冷たくないー!!(大きな声)」


ええい!!
うるせー!!
黙れ!!!
聞こえるわい、そんなデカイ声で言うと!!!


しかし、チビ大喜び。
デカイ声で失礼発言連発。
黙れと言うのに、面白がって全然黙らん。



子供の前でうっかり本音は言えんもんだと。
改めて学習しました。



お店の人、ゴメンなさい・・・・(大汗)。


一の宮 20150806-2


さて、蛙さん から頂いた愛知の地酒”一の宮”。

今回はこいつのレポートです。


このお酒はラベルに書いてある通り「原酒」。

ん?原酒って何?って方のために少々うんちくを言いますと。


日本酒の醸造ってのはデンプンの糖化と糖のアルコール化が同時進行で行われるんですね。

これを「並行複発酵」って言います。

この方法を取ると、結果として出来たお酒のアルコールがメチャメチャ上がるんですよ。

数値で言うと20%前後。

でもこれじゃアルコールが高すぎて飲みにくい。

って事で通常は、できたお酒に水を加えてアルコール度数を12~16度くらいに調整するんですね。


この加水作業をしてないお酒が「原酒」。

だから当然アルコール度数がクソ高い。

ちなみにこの一の宮の原酒の場合、ラベル上の記載は19度以上20度未満。

要するに20度前後って訳ね。


ちなみにビールは一般的に5度、ワインは12~16度。

これらを考えると、原酒の20度前後という数字がいかにズバ抜けているかが分かると思います。


もちろんもっとアルコールの高いブランデーやウイスキーなんてのもありますが、あっちは蒸留してますからね。

ソレとコレとは別。

日本酒は醸造酒。

それでいてこのアルコール度数なんですから・・。


長い???

もっと話聞きたい人、今度一緒に飲みに行きましょう(笑)。



では飲みまーーーす!


一の宮 20150806-3


色はほぼ透明。
ほんのりグリーンのトーンが混じる。
照りの美しい、健全な外観。


グラスに鼻を入れると、お米の焼けた香りに、白い花、たくあん。
その陰にほんの少し、メロンやリンゴなどのフルーツ香も。


アタックは優しいタッチ。
お米の甘みがゆるりと舌を撫でるような感じ。


そのまま中盤~終盤に向けて、日本酒独特の太い味わいがぐんぐんと伸びてくる。
膨れ上がるボディが口いっぱいに広がって。
燃えるような感覚が口の中を流れていく。


余韻にゆっくりと喉の奥を焼くアルコール感。
ハードな後口がじりじりといつまでも残る。




はい、ではここでいつもの恒例「今日のおつまみ何~かな~??」のコーナーです。

今回はこんなの用意しました。


一の宮 20150806-4
【スギヨ うな蒲ちゃん】


カ・マ・ボ・コです。

カマボコね。


うなぎの蒲焼をカマボコで再現したという、恐ろしく野心的な商品。


さすがスギヨ!!

このセンスが大好きヨ♪(笑)


画像では裏側になるので見えませんが、うなぎの皮まで再現してあるという。

芸細ぇ~~~~。


そんな怪しさ満点のうな蒲ちゃん、パクっとイキましょか!


一の宮 20150806-5


見た目はかなり「うなぎ」ですが、食感は、あー、まー、「うなぎ」と「カマボコ」のハイブリッド(笑)。
いやでもね、かなりイイ線行ってますよ、コレは。
ハイブリッドとは言っても半々じゃなく、思いっきり「うなぎ」寄り。
カマボコなんでどうしても弾力感があるものの、これがもっと空気を含んでふかふかしてれば相当リアル。


すごいね。


味付けは醤油タレなんで、問題なくうなぎの蒲焼してます。
黙って目隠しして食べさせられたら、多分「うなぎの蒲焼みたいだね」って誰もが言うと思います。

食感が微妙に違うから、本物とまでは思わないだろうけど。


これに後、小骨のチクチク感と皮のパリパリ感があれば更に良かったんだけどな~!


一の宮 20150806-6


ではうな蒲ちゃんをひと切れ。
ゆっくり噛んで、タレの味を舌にしみ渡らせてから、一の宮をぐびり。


お!
おお!!
これわ!!


いや、コレね、全然アリですわ♪♪


蒲鉾から出て来る白身魚のさっぱりとした味わい。
醤油タレの甘辛さ。
そこに日本酒由来のお米の香味が重なって。


まさに庶民の味!!!


もちろん本物のうなぎの蒲焼レベルの贅沢感はないけども。
カマボコのチープな味が逆に心地よい安心感を生み出して。


なんだよ、この満たされた気持は~~??(笑)



後は飲んで、食べて。

飲んで、食べて。

ささやか~~なシアワセを心行くまで堪能しました。

い~や、楽しかった!

日本酒もたまにゃイイね。


一の宮 20150806-7


ごちそうさま。


そして蛙さん、ありがと~♪♪



[ 山星酒造 会社情報 ]


〒483-8237
愛知県江南市布袋町西95
TEL:0587-54-4433
URL:http://www.hoshizakari.co.jp/






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