ストーリー:
コロナ禍の2020年、マサチューセッツ州の会社員キース・ギルは、全財産5万ドルをゲームストップ社の株に注ぎ込んでいた。アメリカ各地の実店舗でゲームソフトを販売する同社は時代遅れで倒産間近と囁かれていたが、キースは赤いハチマキにネコのTシャツ姿の「ローリング・キティ」という名で動画を配信し、同社の株が過小評価されているとネット掲示板で訴える。すると彼の主張に共感した大勢の個人投資家がゲームストップ株を買い始め、21年初頭に株価は大暴騰。同社を空売りして一儲けを狙っていた大富豪たちは大きな損失を被った。この事件は連日メディアを賑わせ、キースは一躍時の人となるが……。
劇場公開日は2024年2月2日。
評価:5点満点中3点
感想:
本作は、2021年1月にアメリカの株式市場で実際に起きた騒動らしい。
私は株を一切やっていないので、株価が暴騰したり急に大金持ちになったりするのはあまり実感がわかない。
投資の知識がなくても楽しめる内容にはなっていますが、どちらかというと投資家のような玄人向けになっていると思う。
無謀な賭けを行っている様子は、マイケルジョーダンに全てを賭けた「Air エアー」のマッド・デイモンを想起させる。
ただ、エアーは人間同士の対面が多い反面、こちらはパソコン越しのやりとりが中心となり、絵的な代わり映えがない。
パソコン越しのやりとりは「サーチ」シリーズでもありましたが、本作は騒動を忠実に再現するあまり、ユーモアやサスペンスなどの娯楽性が失われた感じがする。
「お金持ちvs一般市民」という構図があまりにも分かりやすすぎて、ありきたりな話になってしまったのと展開が読めやすいので個人的にはあまりワクワクしなかった。
とはいえ、庶民が富裕層と闘って一発逆転を狙う発想はロマンがあって面白い。
興行収入予想:
今週公開の映画は「四月になれば彼女は」「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」「ペナルティループ」など。
荒木伸二監督のペナルティループはタイムループもので、ちょっと気になっている。
「ダム・マネー」の劇場公開日は2024年2月2日。
2月のミニシアターランキングを観ましたが、特にランクインしている訳ではなかった。
最終興行は2500万円と予想。
今年11本目の映画です。
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