先週、東京で雲海が見られる椿山荘に行って参りました。
思えば、ここは息子の中学卒業時の謝恩会の会場だったっけ。
料理が美味しかったのは覚えていますが、大きな庭があることすら知りませんでした。
今回はシルバーパスでバスを3回乗り継いで、椿山荘前に到着。
バス停を降りると、大きな花屋がありました。
広々としていて花の種類も多く、観葉植物用の温室のまであって、しっかり目の保養をしちゃいました
椿山荘に飾られる花々は、きっとこの店から来るんじゃないかと。
椿山荘の庭で雲海と蛍を見る条件は、ホテルで3000円以上の飲食をすることらしい。
早めの食事をするつもりでホテル内のレストランに行ったのですが、どこも満席。
それじゃカフェに行こうということになりましたが、こちらは午後5時ですでに閉店。
それでも、庭に出られましたよ。
起伏に富んだ庭は手入れが行き届いていて、全く隙がない
この目に鮮やかな赤がいいのよね。
前回は目に入らなかった羅漢石。
左の立札によれば、伊藤若冲の下絵による五百羅漢の内約20体で、大正14年に京都のお寺から移されたとのこと。
素朴で温かいお姿です。
こちらは十三重の石塔。
戦国時代の武将で茶人だった織田有楽(信長の弟)ゆかりの層塔とか。
七福神巡りもできて楽しい。
恵比寿様です。
小高い所に登ってみれば、三重の塔。
元々は広島の竹林寺建てられていたもので国登録有形文化財。
大正14年に山形有朋から庭園を譲り受けた藤田平八郎男爵によって移築されました。
ご本尊が至近距離で拝めます。
紫陽花も美しい姿を見せてくれます。
そして待ちに待った雲海ショーの始まり始まり。
庭内のあちこちからミストのようなものが出てきて、あっという間に広がっていきます。
人工物だとわかっていても、なんか感激しちゃうのよね。
第一、雲海は飛行機に乗ったときぐらいしか見たことないしね。
登山の経験もないから
この映像をZoom越しに息子に見せたら
「ここが箱根だと言われても信じちゃう」と。
1時間に2回雲海が見られますが、私たちは散策しながら待って、もう一度見ました。
日没まではまだまだ時間があったので、蛍は諦めて帰宅の途へ。
お腹が空いて喉も乾いたので、渋谷東口の天狗に立ち寄りました。
ここはいつ行っても、入店に待たされることもなく、注文した料理はすぐ出てくるから好き。
ちっともゴージャスじゃなくて庶民的だけど、料理はそこそこ美味しいし、何といってもリーズナブル。
ここで初めて生春巻きを頼みました。
あらま、アボカドが入っていて美味しいじゃないの
ホッケの開きもね。
粉雪のゼッポリーニもお初。
他にも鯵のたたき、黒チャーハン、デザートにはマンゴー豆花もいただきました。
これじゃ、いつまでたっても痩せられないわ
蛍が見られなかったので、今宵は久我山の「ホタル祭り」に行ってリベンジです。