血圧の話をしよう | 目からウロコの異文化交流

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―日本語教師のつれづれ日記―

いきなりですが、2024年4月から高血圧の基準値が変わったのをご存知でしょうか。

2年以上前のことなのに、私はつい最近知りました汗

 

それまでは下が90以上、上が140以上が高血圧と診断されていました。

 

上の血圧が130以上だったら、〇〇茶を飲みましょうというCMがありますよね。

本気にして、一時期そのお茶を飲んでいたことがあります。

あまり変化がないので止めましたけどウインク

 

というのも、コロナ禍中に体重が増えて、健康診断では血圧も含めて他にも異常値を示すという事態。

それまでは、全ての数値を自慢したくなるほどだったんですけどね。

 

ホームドクターに言われ、日々の血圧を記録し始めました。

2年前にカーブスに通い始めてから、やっと正常値に戻り血圧手帳から解放されました。

 

厚生労働省から発表された新しい値は下が100、上が160と緩くなりました。

その基準だったら、当時の私の血圧は正常だったことになります。

 

何か変ですよね。 

あのお茶のCMも相変わらず放映されているし。

 

昔、血圧は年齢+90が良いとされていましたが、歳を取ったらものすごい数値になるという批判もありました。

70歳なら160が正常な血圧ということになります。

 

毎年の健診で夫は血圧で引っかかり、降圧剤を飲むように勧められても断固拒否してきました。

低い値が出るまで血圧を測り直して、少々オーバーならとお目こぼし。

そんな夫も新しい基準では、ぎり正常値爆  笑

 

この数値の変更は、なぜ大きく報道されなかったんでしょうか。

 

正常値が厳しければ、医師は降圧剤を処方するため製薬会社の利益になります。

それはそれは莫大なものだと聞いております。

 

数値が緩くなれば製薬会社は儲からない反面、政府は医療費を抑えられます。

基準値の変更を大々的に周知しなかったのは、政府が製薬会社に忖度したというのは考えすぎかしらん。

 

そもそも、血圧は全身に血液を循環させるための指標です。

加齢によって血管の弾力がなくなったり、細くなったりして、血圧が上がるのは当然とのこと。

 

ただ降圧剤で血圧を下げすぎると、脳も含む全身に血液が行き渡りにくくなります。

それによってフラフラしたり、頭がぼーっとするようなことも。

 

それで転倒して、骨折して、寝たきりになって…ということもあるとか。

調査によれば、100歳以上の人の血圧は高めだそうな。

 

等々、ネットやYouTubeからの知識ですが、本当のところはわかりません。

 

そして私の血圧はこんな感じ。

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悪くない、てか楽々クリアじゃん合格