気分はベトナム | 目からウロコの異文化交流

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―日本語教師のつれづれ日記―

2週間前にタイに行ってきたのに、今日はベトナムへ。

とはいっても代々木公園のイベントの話ですが、何か?

 
土日休日は出かけないと決めているのに、今日は天気もいいし、家にいるのはもったいない。
ということで、代々木公園のイベントなら許されるだろうと。
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ずいぶん前に家族でホーチミンに行って、ベトナムは好きな国の一つになりました。
 

前回のタイフェスではちょっと出遅れてしまい、楽しみにしていたランチは立って食べるはめに汗

若者ならいざ知らず、老体にはきついし、第一落ち着かなくて味がわかりゃしない。

 

ということで11時ちょっと前に到着、なんとかテント下のテーブル席を確保。

それでも混んでいて、もっと早く行くべきだったと。

 

ビール(もちろんベトナムの333バーバーバー)を飲みながら夫が席に座り続けます。

その間に、私が行列に並んで食べ物をゲット。

 

左のバインミーは現地でも日本でも食べたことがなく、今回がお初でしたが予想通りの味でした合格

揚春巻きは定番で間違いない。

 

海老が乗っかってる円盤みたいなバインコットもお初。

ベトナムを紹介しているユーチューブで何度も見て知っていますが、食べるのはこれが初めて。

 

追加で夫が買ってきたのは、汁なしフーティユとスープ。

チャーシューとうずらの卵が入っています。

我が家的にはもう少しパクチーが欲しかったな。

 

最初に私たちの隣に座ったオジさんは麺をすすりながら、ゴホゴホ。

思わず「辛いですか?」

「予想以上に辛いです」と。

それでもチャレンジする心意気はさすが。

 

その後、隣に座ったのは中年のオジさんと20代とおぼしき女性二人。

ひょっとしてベトナム人かな。

 

聞けば、彼女たちはベトナムから来た企業実習生で、オジさんは日本人で引率役らしい。

二人はベトナム北部出身で、来日して2年が過ぎ、一年後に国に帰る予定。

 

可愛くて、素直で、謙虚で好感が持てました。

昨今、日本で問題を起こしているベトナム人男性(ごくごく一部の人ですが)とは違うなぁと。

 

このイベントにはベトナム人が多くて、見れば同国人だとすぐ分かるとか。

バインミーのパンはベトナムと同じだけれど、具の味は全然違うとか。

 

江戸川の寮に住んでいるが、自炊ができないので週に2回位はベトナム料理は食べに行くとか。

来日前にベトナムで日本語を勉強したけれど、今は忙しくてなかなか勉強する時間がないとか。

毎日日本語で話しているので、会話ができるようになったとか。

 

途中で一人がオジさんとフルーツを買いに行きました。

マンゴーとベトナムのすももです。

よく見ると、唐辛子がかかったものと、そうでないものが目

フルーツも辛くしちゃうとは、初めて知りました。

 

思えば旅行中に接する人と言えば、ガイドさんや店員さんなどに限られ、一般の人と話す機会はあまりありませんよね。

日本で、しかもイベントでこんなふうに話ができるなんてね。

楽しい時間でした。

 

お腹がいっぱいになって会場を見て回ると、なんと日本語のテキストが売られていました。

 

ぶらぶらしていると、なんだか懐かしい音色が。

直接丸いプールの中に浮かべた蓮みたいな形の船に、うるわしき乙女が二胡を演奏していました。

 

引き続き披露されたのが水上人形劇でした。

なんだか中国ムードが満載ですが、ベトナムの歴史を思えば不思議なことではありませんね。

人形の動きが愛嬌があって面白い。

 

タイフェスの時にもあったエアラインのブース。

 

このランタンの数々はベトナムらしいですね。

 

いつかベトナムにも行ってみたいな。

ホーチミンやハイフォンやダナンにも。