「ジョン・レノン 失われた週末」 | 目からウロコの異文化交流

目からウロコの異文化交流

―日本語教師のつれづれ日記―

金曜日に話題の映画「ジョン・レノン 失われた週末」を夫と渋谷のシネクイントで観てきました。

image

 

ビートルズのナンバーだったら、ほとんど知っている私たち。

なんなら、ちょっと歌えますウインク

 

この映画をザックリ言うと…

浮気癖のあるジョンに手を焼いたヨーコが秘書のメイ・パンをジョンの愛人なるよう仕向け

ジョンはメイを気に入り、最初は乗り気ではなかったメイも本気に

 

そしてジョンはヨーコの元を去り、1973年秋から18ヶ月続く二人の関係

ジョンの描いた絵や二人が撮ったプライベートショット、残された写真や映像、関係者のインタビューなどで構成されたドキュメンタリーです。

 

映像がないシーンはイラストのアニメーションで描かれていたのがユニーク。

当時の名曲も満載ですよ合格

 

映画の冒頭では、メイが自分の生い立ちについて語ります。

両親は中国から来た移民でスペイン系が多く住むスラムで生まれたと。

 

かたやヨーコの生家は財閥系、この二人は生い立ちからして正反対ですね。

夫に愛人を当てがうという発想は、昔の大金持ちの家庭ではあるあるだったのでしょうか。

右上矢印小説やドラマや映画の中でしか知らないけど汗

 

ヨーコから離れて、ジョンは先妻との息子ジュリアンと会ったり、他のミュージシャンと交流したり(不仲とされたポールもね)

 

私にとっては、大好きなエルトン・ジョンの若き姿を見られて幸せ。

Lucy in the Sky with Diamonds(LSD の略だとも言われた)での共演の場面では、昔持っていたエルトンのアルバムにあったのを思い出しました。

 

ジョンについては知らないことも多くて、酒やドラッグに溺れて、大暴れしたり、暴力を振るうこともあったそうです。

だって人間だもの…相田みつをか爆  笑

 

今更タラレバを言っても仕方がないのですが、もしジョンが凶弾に倒れなかったら、メイとの愛人関係は明るみに出なかったでしょう。

ジョンとメイの笑顔が弾けた写真が多くて、二人にとって幸せな時間だったんだなぁと。

 

現在の73歳になったメイの様子は映画の最後に出てきますよ。

 

それにしても、観客が私たちを含めて6人だけってどうよ叫び

この映画は10時15分からの一回のみの上映でしたが、映画館の行く末が心配になりました。

 

映画の後は、IKEAのスウェーデンレストランでランチです。

真っ昼間から赤ワインとミートボール。

スイーツはハイカロリーのチーズケーキが定番ですが、トッピングのあんことクリームに惹かれて抹茶プリン。

 

ここで必ず食べるのがローストビーフ。

そして食べたいと思っていながら、機会を逸していたシナモンロールもね。

 

この後、私たちは別れて渋谷で自由行動。

夫はフードショーでパンを買い、私はGUを冷やかして帰りました。

 

やっぱり話題の映画は観ておかなくちゃと思いました。