ゴジラ−1.0を観た | 目からウロコの異文化交流

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―日本語教師のつれづれ日記―

昨日は日テレでサッカーの北朝鮮戦、テレ朝でMLBのドジャーズ対パドレス戦チャンネルを切り替えながら見ておりました。

 

昨日の朝、大谷翔平選手の通訳水原一平さんがドジャーズから解雇されたというニュースが入ってきました。

信じられないことに彼は違法賭博に手を染めて多額の負債を負い、大谷選手の口座から胴元に送金していたというのです。

 

ギャンブル依存症と言うのもびっくりしましたが、彼が横領をしたというのが信じられません。

二人には揺るがない信頼関係があると信じていたのに。

真相の解明が待たれます。

 

さて、知覧の特攻隊博物館に行ったことがあります。

特攻隊員として片道だけの燃料で飛び立ち、敵艦に体当たりして、散っていった若者のことを思うと涙が止まりませんでした。

 

いくら命令とは言え、家族や友人や恋人を残して逝くのは、さぞや心残りだったでしょう。

そんな彼らの遺品や遺書の見ていて、ふと疑問に思うことがありました。

 

死にたくない、もっと行きたい、と思う若者はいなかったんだろうか。

絶対にいたと思う。

 

そんな若者が映画「ゴジラ−1.0」には出てきます。

あまり言うと、ネタバレになるのでこの辺にしておきましょう。

 

以前の映画のゴジラにはちょっとだけ愛嬌というものがありました。

昔は人間が入った着ぐるみだったので、ちょっと動きが人っぽいというか。

 

今回はそのかけらすらもない、ひたすら破壊しつくす化け物なんです。

全てCGで作ってあるからでしょうか。

 

「シン・ゴジラ」の赤ちゃんゴジラは可愛かったけどねウインク

 

ゴジラの映画といえば、弦楽器総出で力強くユニゾンを奏でる「ゴジラのテーマ」です。

イメージでは、ゴジラが上陸したり、街に接近したりするときの音楽だと思っていましたが、今回はそこで流れないんですよ。

 

我が家では ♪ゴジラ ゴジラ ゴジラが来るぞ と歌詞をつけて歌っておりますがてへぺろ

もう最後まであのメロディーは聴けないのかと思っていましたが、いい場面で出てきましたよ。

 

それも、すごい迫力で、お腹に響きました。

詳しくはネタバレになるので言えませんが。

 

そうそう、羽鳥真一モーニングショーでデープ・スペクターが

「銀座の和光の時計台はすごく頑丈」みたいなことを言ってヒンシュクを買っていました。

はい、でも映画を観て納得しました。

 

時代設定は太平洋戦争末期、敗戦、連合国の占領下のあたり。

アメリカ軍はソ連との関係をおもんばかって、ゴジラを倒すための軍事行動ができない。

いわんや日本政府をや。

 

夫曰く「ゴジラの映画をナメていた」と。

私も、ただの怪獣映画じゃないと思いました。

 

そして泣けるんですよ。

なかなか深い内容でした。

 

エンドロールの後にゴジラの再来を暗示するような音が聞こえてきて、不気味でした。

ということは続編ありということでしょうかね。