6月の自然観察会 | メジロの会通信

メジロの会通信

自然観察を楽しんだり、
子どもたちの環境学習・体験学習を応援するグループ、
メジロの会からのお知らせブログです。


梅雨の時期ですが、
晴天の気持ちの良い観察会になりました。



今回は、メンバーでまわるグリーンプラザ周辺の自然観察会。

はじめに、
水元公園グリーンプラザの管理をしている加藤さんの案内もあり、
グリーンプラザ裏の野草園からスタートしました。



地中海・中近東原産のギンバイカ。


幻の果実ポポーの実。


八重咲きのドクダミ。


ブラックベリーをいただきました。


加藤さん、ありがとうございました。

次は、周辺の散策へ。


カモジグサ。
イネ科の多年草で、1つ1つ細かいのが花です。


ツユクサ。

きれいな色がつきますね。何かに見えるかな?


ミドリハコベ。花びらが「V」の字。
 
 
リョウブ。
漢字で書くと「令法」。
昔は飢餓のときご飯に混ぜて食べるなど
利用されたそうです。
「令法」という名は、救荒植物として
育て蓄えることを法で決められたからとも言われています。


ガクアジサイ。
中の細かい所が花で、
花びらに見えているところがガクです。
よく見かけるセイヨウアジサイは、
このガクアジサイを園芸種に改良したものです。
花の色は、土のPHに左右され、
酸性だと青色、アルカリ性だと赤色になるそうです。
毒があるので、カタツムリは葉を食べませんし、
近寄ることもありません。

 
ワルナスビが咲き放題。
花はきれいなのに、
トゲあり、ドクありの外来種です。

そして、最後に水辺に移動。


ヒメジョオン。
ハルジオンとの違いを学びました。


キツネノボタン。


ネジバナ。
ねじれていますね。


ハスの葉。
ハスの葉の防水は表面のでこぼこによるもので、
ロータス効果というそうです。


ツマグロヒョウモン。

今回も楽しくたくさんの自然に触れることができました。

◆メモ◆
開催:かつしか自然観察グループ(メジロの会)主催
テーマ:梅雨の合間の自然観察会
日時:2015年6月20日(土)10:00~12:00
天候:晴
気温:24℃
場所:東京都立水元公園 グリーンプラザ周辺(葛飾区)
参加者:メジロの会メンバー(4名)
講師:佐久間さん(メジロの会)