水元公園 お散歩 野鳥観察 ~ デジカメ一つ持って 気軽にお散歩 ⑤ ~ | メジロの会通信

メジロの会通信

自然観察を楽しんだり、
子どもたちの環境学習・体験学習を応援するグループ、
メジロの会からのお知らせブログです。

 
「番外編」

普段はよく、関東近郊の山も歩きます。

 
丹沢(たんざわ)で見かけたソウシチョウという小鳥です。
図鑑にも載(の)っていないので、最初見かけたときは、
見たこともない何とも美しい野鳥と出会ったものだろうと思って
得した気になっていましたが、
南アジア原産で野生化してしまっている篭(かご)脱け鳥でした。
ウグイスなどの生態系を脅(おびや)かす恐れがあるとのことで、
特定外来種(とくていがいらいしゅ)に指定されています。
それにしても綺麗(きれい)です。
歩いていて目の前に現れれば、
やはりカメラを向けてしまいたくなりますね。

 
 名前の由来(ゆらい)は、オスメスを違うかごに分けておいたところ、
それぞれ呼び合って鳴いたところから
相思相愛(そうしそうあい)の鳥として名づけられています。


 
これはルリビタキ
都会中心の野鳥観察者ではなかなかお目にかかれず、
やっと山梨の山の中で出会うことができました。
でも、とても綺麗な鳥です。
警戒心(けいかいしん)が弱いので、寄ってきます。
とても人懐(ひとなつ)こく、周りを飛び回ってはいました。

 
実は先日水元公園でもメスのほうに出会いました。
やはり人懐こくて、隣(とな)りにいたおじさんとカメラを構えていたのですが、
逃げもせず私たちの足元で遊んでいました。
1メートル以内の間近だったと言えば、
どれだけ人懐こいか解ってもらえますかね。

 
水元公園にも、綺麗なオス鳥がいるのかもしれませんね。


 
こちらはノビタキ
たまに高山でお目にかかります。
典型的(てんけいてき)な何とか写った写真です。
でも首元(くびもと)のオレンジの紋様(もよう)が伺(うかが)えます。

山のお散歩の最中は、霧(きり)が出て写しづらかったり、
目的地までの時間の制限なんかもあり、
中々ゆっくり撮影(さつえい)できません。
とりあえず、特徴(とくちょう)を捉(とら)えられれば、
家に帰ってどんな鳥に出会えたのか、
図鑑などで後で確認できます。
こうしておくと、出会った鳥たちの名前を覚えていけるので、
結構重要です。


 
こちらはイワヒバリ
姿は美しくはないのですが、
高山で草原を飛ぶヒバリ同様美しいさえずりを奏(かな)でてくれます。


 
こちらはホオアカ
比較的(ひかくてき)低山(ていざん)にいるのはホオジロ。
その仲間で、高山(こうざん)で暮らしています。
これは尾瀬ヶ原(おぜがはら)での写真です。
広い湿原(しつげん)で遮(さえぎる)るものがないので、
見つけやすいですね。


 
こちらはライチョウです。
お散歩の域(いき)は超えていますが、
仙丈ケ岳(せんじょうがたけ)2900m付近で出会いました。
6羽ほどのご家族で、この子はまだ子供です。

 
やはり好奇心からか、足元1メートルほどまで近づいてきました。


デジカメ持ってのお散歩でも、
こんなに沢山(たくさん)の野鳥たちと出会うことができました。
今年はどんな野鳥に出会えることでしょうか・・・・。

(written by 森のクマさん)