「森の小鳥達」その2
冬枯れの葉の落ちた木々の間から、可愛らしい小鳥たちが。
水辺に目をやれば、カモやさぎの仲間たちが。
地面に降りてきて餌をついばむカワラヒワです。
この小鳥も冬の水元公園にはよく見かける小鳥です。
羽の黄色いワンポイントが美しい。
普段は木の上にいますが、実が地面に落ちると、人の目を盗んでは降りてきます。
飛び立つ瞬間に羽の黄色い文様がきれいですが、
動きが早くてデジカメレベルではなかなか、撮影できません。
綺麗(きれい)な写真は専門の方に譲(ゆず)るとして、
飛び立つ姿を目に焼き付けるばかりです。
でもそれで満足。
エナガです。
枝の間からこちらを覗いています。可愛いですね。
水元でも人気のある小鳥です。
カメラを構えるバードウォッチャーも多く、
木から木へ、エナガが飛びわたると、
それを追うバードウォッチャーの方々が・・・。
そちらの慌てた様子を観察するのも野鳥よりも面白かったりして・・・。
水元公園に一番多い小鳥のシジュウカラです。
比較的、皆さんの家の周りにも多く、生息しています。
冬は群れますが、群れの中で序列(じょれつ)を持っています。
メスよりもオス、若者より年長者、その群れに長くいるものなどで序列を持っていて、
餌を食べていると、横から割り入ってきて横取りしているやつをよく見かけます。
逃げて行ってしまうのは弱い者。
なんか人間社会に通じるものがありそうです。
これはもう少し先の季節の写真です。
メジロです。
これももう少し先の季節の写真ですが、
ウメやサクラとメジロの組み合わせは良いものですね。
舌先が箒(ほうき)のようになっていて、花の蜜(みつ)を好んで餌(えさ)とします。
昨年の春、グリーンプラザ近くで撮影しましたが、
河津桜と青空をバックに飛び回る姿は何とも美しいものです。
全身鶯色(うぐいすいろ)をしているのでウグイスと間違える方もいらっしゃいますが、
目の周りが白いメジロさんです。
水元公園にはウグイスもいますが、中々藪(やぶ)の中に隠れて姿は見せてくれません。
他にもマヒワ・カワラヒワ・シメ・コゲラ・ヒヨドリ・オナガ・ムクドリ・アカハラ・キジバトなどが見られます。
今年はキクイタダキなんかも観察できました。
高山で何度か見ましたが、水元公園でもこの時期たまに見られます。
それと一応、ハシブト・ハシボソの両カラスとスズメ・ドバト・キジバトなども沢山おります。
地味だし、多すぎて興味はひかないでしょうが。
次回はちょっと水元公園を離れてみます。
(written by 森のクマさん)