冬の寒い晴れた夜には、空を見上げてみましょう。
こんなに明るい街の中でも、たくさんの星を見ることができます。
今の時期、南の天空に一番明るく見える星は木星。
その少し左下におうし座のアルデバラン。
さらにその下にオリオン座のペテルギウス、三星、リゲルと続きます。
そこから少し東の低空に目を向けると、
ひときわ明るくまたたいているのがおおいぬ座のシリウス。
今見えているかがやきは、8.7年前に発っせられたものです。
そしてシリウスの少し左上にこいぬ座のプロキオン。
更にその上にふたご座のカストルとボルックス。
ふたご座流星群は毎年みることができます。
この流星群は、小惑星フェートン(推定)の残したちりが、
地球に落下するときに燃えて明るく見えるものです。
降り注ぐ冬の星たちの間を、いつまでも飛び交う流れ星。
感動的な天体ショーに、いつしか時を忘れ、
そして夜が更けて行きました。
( written by I )