松の剪定❗するの巻き | 植木屋  明秀園(奈良) のブログ 植栽 外構工事 その他なんでも?・・・

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お庭を愛してくださるお客様とともに
使い勝手がよく、美しい景観のお庭づくりをめざして
太陽のもと がんばっております 感謝! 感謝! でございます

 どうも 明秀園 代表です

少し前の現場ですが

の 剪定です

 

剪定まえはこんなかんじ~

 

 
 

 
 
この松は 20年前に 
わたくしが植えて 鉢まわりは
生駒石の小さいもので石組みを
したもの
 
植えた後は 他の植木屋さんが
メンテナンスしていたようですが
仕事の帰りなど
近くを通るたびに
チラ見していましたが
年々
下る下る、下る
ぼろぼろ 素人の松
一回やってる植木屋さん
どんな顔して作業してるか
見てみたかったくらいです
 
その後は
数年に一度見る程度
最後に見たのは10年ほどまえ
その後は 記憶からも
消え去ろうとしてました・・・
 
5、6年ほど前に
お客様から 手入れしてほしいと
お電話がはいりました
断るつもりでお話してましたが
自分の植えた松なので断れず・・・
手入れすることに・・・
 
かなり 傷んでいて
この剪定をしていた植木屋が
もし 目の前にいれば 
もう 植木屋 やめろ
って怒ってしまうほどの有様
ただ 戻せるなと思ったのは
下枝がノコギリで切り落とされて
なかったから
 
松は 頭らへんと下枝が大事
ないものは付けれないから
バランスがとれないから・・・
 
 
 
こつこつ
5年かけて
ここまで戻ってきました
 
剪定の途中・・・
 
あたまから剪定して
降りてきて門かぶりの
差し枝を剪定して
あと 下枝が剪定できてない状態
 
 

 

 

 

剪定後

う~ん

満足できんな!

まだ・・・

 

 
 

 
明秀園剪定
いまどきの他の植木屋さんと
ちがうところは
 
には 大きくなる
大きくならないがある
 
大きくなる枝を
極力 外す 切る
 
つまり
その木の成長点を
押さえる
のです!
 
あたりまえやけどね
ちゃんと修行した植木屋
みんな これを基本に作業してるけどね
だからバリカンとか多用せえへんねん!
いまの我流 植木屋 アホすぎるねん
 
松の木の 年間の管理は
1~2月 施肥、肥料やり
松の肥料は少な目です
 
5~6月 芽摘み ろうそく摘み
 
10~翌年2月 全体の剪定
 
あと とても、とても
大事なのが 
ダニ、ケムシ、マツクイムシ
防ぐための定期的な
薬剤散布!
これなしでは
芽摘み、剪定もへったくれも
ありません
いまどきの植木屋 薬剤散布を
まったくしない 散布の機械すら持たずに
松の木剪定してるけど それもアホ
松なんか 今の温暖化の気候にあってないから
すぐ ダニ わくし 毛虫がつくし
それに マツクイムシで枯れるわっ
 
芽摘みとは・・・
この下の写真の松のように
※明秀園が管理しています
5月末に芽摘みします
 
ろうそくのように立っている
新芽を摘みます
この5~6月の作業で
ボリュームをもたせる棚
ボリュームを押さえる棚を
ほぼほぼ このときに つくってしまいます
この作業をせずに 年末の剪定だけ
だと 作業する前には 山の松に
なりさがっています
剪定作業も方向性が決まらず
はかどりません
 
 
 
 
 
つまり
明秀園 の 年間管理作業をすれば
お庭の松が
自然と 
盆栽のような
なるのです クラッカー クラッカー クラッカー
 
お客様は 草引きと水やりを
していただければ
お庭の松は まちがいなく
地域 No.1
なるのです 
なぜなら
明秀園
負けたことがありませんから
腕で・・・技術で・・・
 
よろしくです
ご依頼 お待ちしております わんわん