松の芽摘み❗ | 植木屋 明秀園（奈良） のブログ 植栽 外構工事 その他なんでも?・・・
どうも 明秀園 代表です
今年は 雨が多いせいか
松の新芽が いっぱい立っています
私たち本職のあいだでは
『ローソクが立つ』と
いいます 
最近知ったのですが
アメリカ でも この新芽のことを
キャンドルと
いうそうです 
※アメリカでも松はありますよ
建築材によく使われます
この新芽 ほっておくと
すぐに成長して ひらいて
葉が茂って
お庭の松が
山の松に
なり下がります
なので
５～６月にかけて
明秀園 ではお客様のお庭の
松の芽摘みの作業をしています
秋～年末、年始の剪定作業で
松を仕上げるので
あまり 新芽を摘みすぎて
樹勢を落とさないように
しないといけません！
この作業 簡単なようですが・・・
やり方は説明できませんが
ろうそくの下にある新芽の
位置、数などかなり細かく見ないと
いけません
今の時期は 松の棚に手をいれて
古い葉はかきおとすことは
できません！ やってる植木屋さんを
たまに見ますが 知らないのです
素人 我流 野郎です
なぜなら 小さな新芽が
折れてしまうからです
松にとって今が一番
デリケートな時期です
ダニなど 害虫も発生しますし・・・
では 作業にとりかかって
いきます
掃除が楽なように
松のまわりにシートを敷きつめます
そして
脚立を立てます
明秀園 松の剪定では
30cmきざみで 4尺、5尺、6尺と
脚立を使います！
松の棚の奥まで体をもぐらせて
手バサミを入れていくので
微妙な高さの調整が・・・
少ない脚立・・・ 大小２つくらいで
全部の刈込みをする植木屋さん
いてますが
ええ仕事できます？
作業途中
秋～年末、年始の2回目の剪定で
仕上げることを想定して作業を
進めていきます
1年 1回の剪定で済ますより
松が必ず良くなります つまり
出世するスピードは
年2回 剪定することによって
格段にあがります
ふしぎ 不思議
松の剪定
作業というより
物づくりの方に
寄っていくような・・・
集中する いや 没頭する
その世界に
入っていってしまうような・・・
おもしろいね
昼過ぎに終了 
なんか 松の剪定としては
中途半端やけど 今の時期は
これが 精一杯
秋、年末には
パリパリになりますよってに
あとは
他の木の 徒長枝 かえりの枝など
整枝して つる草の撤去 などします
つる草をお庭にはびこらして
いけません 土が痩せます まじで
夕方
お庭全体に薬剤散布をする予定でしたが
台風前かっていうくらい風が強くて
薬剤散布は中止！
とほほ
この仕事は
自然が相手なので 結構ロスがあります
予定がずれたりしてしまいます
他の植木屋さんなら
強風が吹いていても
薬剤散布をやって帰るのでしょう
たぶん
明秀園
お客様 ファーストなので
やっつけ作業はしないように
してます
次の日の午前中
明秀園 他の植木屋さんとは
機械がちがいます！
薬がちがいます！
これから
松にダニ、ケムシが発生する時期
５～６月の薬剤散布は
非常に大事！
このような機械で噴霧しないと
葉っぱの表、裏や 幹にしっかり
薬剤をのせれません
※葉っぱの裏にも薬剤を吹き付けるのが
プロのやり方 なぜなら 雨で
薬剤が落ちにくくするため
もちろん展着剤もいいもの、
高価なものを入れてますが・・・
写真のような
背負い動力噴霧器で散布を
している植木屋さんをよく見ますが
葉っぱの表、裏や幹にしっかり薬剤が
のっていないと思う
これは本当の話 
この背負い動力噴霧器で
わたしと同じように葉っぱの表、裏や
幹に薬をのせようとすると
1.5倍から２倍の量の薬液が必要
時間も倍かかります
なぜなら 吹き付けの圧がちがうから
同じクオリティーでできるはずが
ありません
それに 明秀園では
なるべく薬液は少なくなるように
しています 自然ファーストですから
減農薬で・・・
いけてない植木屋さんは
背負い動力噴霧器で
1回、1回の作業で
お金をもらうのでしょ
無責任 過ぎます
明秀園 の年間管理システムは定額！
薬剤散布の回数は各お庭、害虫の
発生状況によっても変わってきます
ですが 定額！
管理させてもらってるので
ここらへんはサービス
害虫の発生回数多い年は
もちろん 赤字！
お客様が 草引き 水やりを
ちゃんとしてくださっていて
植木が下るのは
自分の責任だと思って
作業させてもらってます
親も植木屋
ものごころついたときには
植木屋になるつもりで
生きてきた男の
意気込みです
松を大事にされてるお客様
お庭を大事にされているお客様
お声かけください
明秀園 に
お待ちしております 
