
10月は名残の季節。
夏の名残の秋の草花を、『残花』と呼びますが、お花入に様々な残花を一本ずつ活けていきます。

先日のお稽古日の午前中は、時間があったので多摩川の川辺に秋草を摘みに行ってみました。


可愛い花を発見

しろつめ草に似ていますが、丈があります。

ホトトギスもありました。

水引も。

ススキも風にそよいでいます。
それぞれ一本ずついただきました。
まるで、自然から命をお預かりする気持ちです。

お弟子さん達にその日の朝に川辺に行って摘んできたことを話すと、とても喜んでくれました

嬉しい


多摩川の自然の息吹きを、お茶室に運ぶことが出来たかな。

この季節は葉っぱの虫食いも侘びを感じさせるご馳走です。

主菓子は恵那栗のきんとんです

この時季ならではですね

こうして季節は秋から冬に向かってうつろっていきます。
