【茶道とお茶会】初釜と着物・帯 ~母の江戸小紋を着て | 日本文化って素晴らしい!~茶道・着付け教室in世田谷

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日本に生まれてヨカッタ!

皆様、こんにちはおねがい
2 日間の初釜も無事に終わり、ホッとしていますキラキラ




お棚は、いつもの矢筈棚(やはずだな)ではなく、満寿棚(ますだな)でした。
どちらとも武者小路千家のお棚です。
満寿棚(ますだな)は、『枡(ます)』をイメージした棚で、「満」や「寿」など、お目出たい漢字で当て字しています。
2月の節分にかけて(豆まきに枡を使うので)、使っていますが、お正月にも使えるとのこと。




明治に入り、武者小路千家家元十一世一指斎(いっしさい)宗匠が、近江商人・西川家の為に、この棚を考案されました。
お社中さんだったようです。

西川家は、「近江八幡の御三家」といわれ、安土桃山時代から続く大商人。
徳川家康が江戸幕府を開いた時に、その西川家の分家を江戸に一緒に連れてきましたが、それが今の「西川産業」です。
寝具で有名ですが、実はむちゃくちゃ昔からあるお店なのですっびっくり




さて、初釜の時は、母から貰った、『大小あられ』の江戸小紋を着ました。
江戸小紋なのですが、裾に模様が入っていて、少し訪問着風です。
私の小学校の卒業式の時に、母がこの着物を着ていたのを覚えています。

母の着物を着るときは、自分で買った着物を着る時よりも大切に着てしまいます。
大事に着て、次の世代に引き継いでいきたいですキラキラ

毎日寒いですけれども、皆様お風邪など召されませんようにニコニコ

meisho