12月の茶道お稽古と、京都老舗和菓子屋の人気のお土産 | 日本文化って素晴らしい!~茶道・着付け教室in世田谷

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皆様、こんにちは!おねがい

今日は今年最後のお稽古でしたキラキラ





お軸は、千種有功(ちぐさありこと)の詠草で『初雪』です。

「そらたきも、なびく都の初雪に、薫らぬ花の名こそ惜しけれ」

初雪を花に見立てた歌です。
このお軸は買ったものの解読できず、師の芳野宗匠に読み解いていただきました。

千種有功は、江戸中期の公卿。
字は上手いのですが、癖があるため、読む下すのが大変なんだそうです。

お花は、ボケと藪椿。
ボケはお正月に活けるものだそうですが、お花を初雪に見立てて、お軸の歌の世界を表しました。

お花入れは、古伊万里。



今日はお弟子さんが京都土産に素敵なものを下さいました。



白寿焼』だなんて、焼き物かな?





箱から取り出すと。。。




お煎茶のお茶碗とお干菓子が出てきましたービックリマーク
この煎茶茶碗はなんと、お菓子で出来ているそう。
お茶を注ぐと、程良い甘味が溶け込んで、お茶の風味を引き立てるそうです音譜
しかも、1度使用した後も、乾かせば数回お茶を飲めるとのこと。
後はお干菓子としていただくそうです。
御製は、京都の老舗和菓子屋さんの、『甘春堂』さんです。

初めていただきました。
珍しいものを、ありがとうございますビックリマーク
これでお茶をいただいたら、白寿(九十九歳)まで元気でいられそうです。
お正月にいただきますラブ


『甘春堂』さんには、『茶壽器(ちゃじゅのうつわ)』というお菓子の抹茶茶碗もあるそうです。特別な祝宴の時にだけ作られ、門外不出とされた献上菓子だそうです。
お菓子屋さんもいろいろ考えますねー爆笑


今年も余すところ、3日です。
このブログを読んでくださった皆様にとって、健やかで幸せな2016年となりますよう、心よりお祈り申し上げますキラキラ

meisho