【歴史】橿原神宮の御本殿拝観~神武天皇の足跡を辿る | 日本文化って素晴らしい!~茶道・着付け教室in世田谷

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皆様、こんにちは!

昨日、以前から行ってみたかった『橿原神宮(かしはらじんぐう)』に行ってきました爆笑

立派な木の鳥居⬇
参道が美しいラブラブ


『橿原神宮』って関東の方にはあまり馴染みがないのですが。。。やはり新幹線の通っている京都には行けるのだけど、在来線に乗り換えて奈良に行ったとしても、奈良市止まりで、なかなかその奥・・・橿原神宮や明日香村や吉野山にはなかなか行けないのですえーん

今回はせっかくの機会でしたので、丸半日『橿原神宮』を堪能しましたラブ

内拝殿⬇
この奥に、弊殿、そして御本殿があります。

『橿原神宮』の御祭神は、初代天皇の神武天皇とそのお妃様の2柱。

神武天皇は、天照大神の5代目の子孫といわれていて、今の宮崎にある高千穂宮(神話のふるさとですねウインク)でお産まれになり、天下を治むるにふさわしい場所を求めて東へと「東征」されます。
船で、福岡、広島、岡山、そして大阪へ上陸し、生駒山を経て進軍しようとしますが、苦戦し、いったん船に戻り、今度は熊野から再上陸し、苦戦するものの、 八咫烏 (やたがらす。3本足のカラス。日本サッカー協会 サッカー のシンボルマークで有名ですね。導きの神とされ、太陽 晴れ の化身ともいわれてます)の導きで 畝傍山(うねびやま)の東南にある大和の橿原にたどり着き、そこを都 (橿原宮) と定めて即位しましたが、その即位した日が今の太陽暦だと、2月11日、そう、建国記念日なのですビックリマーク
日本国の出来た日として、国民の祝日となっている訳なのですから、子供から大人まで、神武天皇にはお世話になっている訳なのですドキドキ

明治23年に、明治天皇により、橿原宮跡地に、神武天皇をお祭りする橿原神宮が作られました。
明治天皇から、安政2年に建てられた京都御所の内侍所(ないしどころ。天照大神の御霊代として、三種の神器の一つである神鏡を、おまつりしている所)を下賜され、それが、神武天皇とそのお妃様の2柱の御祭神をおまつりしている御本殿となりました。

来年2016年は神武天皇が亡くなってから2600年で、2016年4月3日に『神武天皇二千六百年大祭』が行われるとのことで、いろんな所で改修作業が進んでいますニコニコ
4月3日に神武天皇は亡くなったとされ、毎年4月3日に神武天皇祭が行われているそうです。

近くに神武天皇のお墓(『神武天皇御陵』)をもあります。
今年の3月10日に、皇室の内親王 佳子さまがこの『神武天皇御陵』に参拝にいらしたそうです音譜
天皇のお墓ですから宮内庁管轄ですね。
(でも橿原神宮にはおみえにならなかったとのこと。グスンえーん)



御手洗(参拝前に手や口を浄める所)がちょっとおしゃれキラキラ


鳥居をくぐり、橋を渡った先の森が、神武天皇のお墓(陵墓)⬇


神武天皇は、日本書記では127才で、 古事記では137才で、 亡くなったとのことです。
かなり長生きビックリマーク

明治に創設された比較的新しい神社であるに関わらず、奈良県内では、春日大社に続く、2番目の人気初詣スポット音譜
緑豊かな広い敷地は、お手入れが行き届いていて、地元の方から愛されているのを感じますラブラブ
奈良へ行かれる際には、奈良市内だけでなくもう少し足を伸ばしてみてくださいな。是非ビックリマーク

meisho