単純にピアノの事などを
時系列関係なく 脈絡もなく、
思いたった時に更新する、
シリーズ『森本麻衣のピアニスト道』
ピアニスト道67
「弾けるか弾けないか、
指番号次第なり🎹ラスト4!」
今日も
指番号シリーズの続きをいきます。
以前の記事はこちら。
(まだの方は目を通して下さいね)
ピアニスト道64
「弾けるか弾けないか、指番号次第なり①」
ピアニスト道65
「弾けるか弾けないか、指番号次第なり②」
ピアニスト道66
「弾けるか弾けないか、指番号次第なり③」
では、今日の分を!
5つめ
同じ指を出来るだけ使わない
これには2つ理由があって、
①同じ指&音での連打はなるべく避けた方が弾きやすいし、音も詰まらないから。
ショパン/華麗なる大円舞曲
当然、同じ音だけど、指は変えていますね。
②同じ指だと、だんだんコントロールが鈍くなってくる、動きにくくなる傾向にあるから。
ハイドン /ソナタ62番
上行形の同じ音型が続いていますが、
音型の最初の音は出来る限り同じ指を使わない様になってますね。
トリルでも23232323や13131313、
色々ありますが
231323132313もあるのは
この為です
6つめ
親指と人差し指の幅を考慮する
1-2は弾ける幅が広い。
2-3, 3-4, 4-5とは
同じ取り扱いではないことに注意
ショパン/革命エチュード
左はソドソ 右はソレソ
指番号は125 135
この違いは
ソードが4度(ソラシド=4度)
ソーレが5度(ソラシドレ=5度)
の、幅の違いです。
親指と人差し指は幅広い音を弾けますが
基本的に4度まで
それ以上は3を使う方が手が安定しますよ
7つ目
左も使う
ピアノ曲は、
本当に音が多い
これは右で弾くんだろうなぁ〜
と思えるパッセージも
右のみで必ずしも弾かなくて大丈夫
左がどんどん使えるなら使いましよう。
ただし、
両手を使うことによって音が凸凹になったり、
手の交換の都合で、音楽がギクシャクしないように注意
リスト/愛の夢
緑の枠、私は左の和音を弾いたあと、
右のパッセージのレミを、左で弾いて右に繋いでいます
リストは特に、このように細かく繊細なパッセージが多いので左も右も駆使して、流れの良い音楽を作ることが多いです
一旦ここまで
指番号に関して、
楽譜に書かれてある指番号
白鍵 黒鍵
ミスしない指番号
今より次の音型
拍目、フレーズ
同じ指
親指と人差し指
左も使う
を取り上げました
ぜひ
指番号にいかして下さい
私、森本麻衣のCD「音楽の花束」では
もちろん、こんな指番号のことは全て考慮して弾いているので聴いてみて下さい
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