単純にピアノの事などを
時系列関係なく 脈絡もなく、
思いたった時に更新する、
シリーズ『森本麻衣のピアニスト道』
ピアニスト道64
「弾けるか弾けないかは
指番号次第なり
1」
今回は指番号を取り上げます
ピアノを弾く上で
本当に重要なのが指番号
指番号次第で
上手に弾けるか
ミス無く弾けるか
どんな音色で弾けるか
疲労を極力減らせるか
決まります。
本当ーーに
今日は、
楽譜に書かれてある指番号
についてです。
まず第１に、
楽譜に書かれてある指番号通り弾こうとする人の、少なさよ、ああ、悲し。
です。
最初から自己流の指番号で弾いていませんか？
書かれてあるには理由があります。
よって、まずは書かれてある指番号を
試してみることが大切。
そこから、
自分に合った指番号を見つけるのが
大原則
なぜなら、
指の形も癖も大きさも開きも、
それぞれ皆違いますから
第２には
版（出版社）によって編集者が違うので
同じ曲でも楽譜によって指番号も違うよ！
という事実を考慮する。
具体的にいうと
ショパン/エチュードの
コルトー版で勉強するとします
コルトーは偉大なピアニストですから
このコルトー版には、コルトーが編集したショパン/エチュードの練習の仕方も書いてありますし、もちろん指番号も書いてあります。
そして、その指番号は90%は
「さすが！コルトー！」と
賛成する指番号
皆様、是非に参考にして下さい。
では、残りの10%は
答えは
コルトーが書いていても、
自分流に変更しても良い部分なのです。
なぜ
それは
手の大きさを考慮する部分だから
つまり、
コルトーは白人男性の手の大きさ
私は日本人女性なので、
コルトーより手は小さいですよね
（一般的に）
コルトーが、
「これは弾けるよね〜、幅も届くよね〜」
と記した指番号も、
日本人女性にはbestではない場合があります
はたまたその逆で、
日本の出版社から
安川加寿子先生や中井正子先生などが
校注、監修している楽譜などは
男性の大きな手ですと
ご自分で変更する部分も出てくるのでは
ないでしょうか
この記事をお読みになり、
「あっ…普段、指番号は適当…」
と思われたのなら、
今がチャンス
気をつけてみて下さい
次回も引き続き
指番号を取り上げます
私、森本麻衣のCDを聴いて
「ピアニスト道」の内容と
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