ピアニストになる為の道や経験、
単純にピアノの事などを
時系列関係なく 脈絡もなく、
思いたった時に更新する、
シリーズ『森本麻衣のピアニスト道』
ピアニスト道57
「親指の付け根が決め手
」
書きたい事が山程あるので
勢い勇んで（笑）シリーズで書いている
ピアニスト道
…しばらくぶりの更新です
さて今日は親指
⬆︎通常はこんな感じですね
力を入れなければ
ここ（赤の部分）が凹む人はいないでしょう
でも、
ピアノを弾いたら凹む人が
どれだけ多いことか
こんな感じに凹んでます
皆さま、
ピアノを弾いている時の
ご自身の親指の付け根を
見たことがありますか
重要なポイントです
凹むと本当に本当に本当に本当に
良い事が一つもない！！！
例えば、
（挙げたらキリないので主に）
親指の付け根が凹むと、手全体の長さが短くなる。
結果、弾けるはずのオクターブや和音が余裕で掴めなくなり、弾けない。
親指の付け根が凹むと、手全体のバランスが悪くなり、
手の甲の安定感がなくなる。
結果、早いパッセージなど全然弾けない。
1回目のドシラソファミレドは、親指の付け根がちゃんと出てます。
２回目のドシラソファミレドは、
親指の付け根が凹み、
手の形が安定せず、
音の粒が揃わない、指くぐりがしにくい。
※私が無理に付け根を凹ましているので、
ダメな雰囲気だけ参考にして下さい。
親指の正しい使い方は、（手羽先をイメージ）付け根から動かすのが基本。⬇︎この動きが、親指の動き。
よって、付け根が凹んでいたら、もはや、親指の基本的な動き自体できないことになる。
結果、上手くなりたくても、どんなに練習しても、親指の付け根を直さないと限界が見える。
などなど
私のレッスンを受けてくれている生徒さんの中でも、親指が直らない方は、何度も意識を向けるように促しています
なぜって、
私自身が過去、
凹む親指の持ち主だったからです
意識すれば直る、
私か経験しているからです
小学３年の頃、
「弾きにくいなぁ〜、あれ、右は親指の付け根が凹まないけど、左は凹むやん（方言）、
左もなおそ。」と
誰に言われる訳でもなく、
毎日、ハノンの時に気をつけてやっていたら
2週間くらいでスッキリ！治ったのです。
その時の感情をすごく覚えていて、
今でも、
小3の私よ、えらい！
と褒めてあげたいです
そのくらい
親指の付け根は大切なので、
皆様も気をつけてみて下さいね
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