管理栄養士 小田里美のオフィシャルブログ「美美の中華レシピ」 

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中国上海の暮らしで、すっかり中国に魅せられてしまった管理栄養士が料理や健康のことなどをお話しをするブログです。         

中国上海での病院勤務経験を活かして、日中の医療・健康・養老分野の発展に貢献出来るよう頑張ります。ニコニコ
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昨日(9月14日)から上海入りしました。ニコニコ

 

今回の主な出張目的は、9月22日に蘇州森茂診療所で開催される医療セミナーの講演です。グッド!

 

■講演プログラムは以下の通りです。↓メモ

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1.御挨拶 森茂診療所   総経理 翟 俊明  (約5分)

2.「今こそ腸活!生涯健康であるために」

                  内科医 田中宏明 (約60分~75分)

3.サプリメントについて (約5分~10分)

4.質疑応答 (約5分~10分)

5.「生活習慣・運動について」 

                 管理栄養士 小田里美 (約25~30分)

6.質疑応答 (約5分~10分)

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また当日AM8:00より、蘇州森茂診療所にて田中宏明医師による特別診療も行われます。

駐在員及び、蘇州、金山、昆山地区で働いている皆さま! 目

お待ちしております。ニコニコ

 

■開催概要 メモ

◇会場:新区塔园路168号 シャングリラホテル 1F 荷风厅

◇開催日時:2018年9月22日(土曜日)14時~16時(受付13:30開始)

◇定員:お申込み先着30名様限定

        (定員になり次第、締切とさせて頂きます。)

◇参加費:無料

◇使用言語:日本語

◇お問い合わせ:蘇州森茂診療所 渉外担当:許(シュ)

           TEL:0512-6818-8001     MP:180-1311-2016

           E-mail:morishige@suzhou-morishige.com

 

■私の講演内容について

私の講演は、主に「生活習慣病」と「運動療法」についてです。

この2年で延べ千人の遠隔栄養指導を行って分かったことや、日本との食習慣との違いなども合わせてお話します。メモ

 

プレゼンの目次はこんな感じです。ニコニコ

 

では。セミナー迄の1週間、4カ月ぶりの上海生活を楽しみます。ニコニコ

違った。仕事頑張ります。べーっだ!

 

 

 

14日からの九州の「がん治療施設」訪問の旅の続きです。 ニコニコ

 

5月18日は、指宿から鹿児島市内に戻る形で 「米盛病院」に訪問しました。 今日で九州の「がん治療施設」訪問の最終日です。グッド!

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正面玄関も施設も大きくて、私が小さく見えますね。

 

米盛病院

南国風な雰囲気の椰子の🌴に囲まれた大変大きな病院です。病院

施設も綺麗で、まるでホテルの様な受付です。

こちらの病院は、整形外科の骨の手術や心臓カテーテルが有名で、手術件数が国内トップクラスです。メモ 

また、「外国人患者受入れ医療機関認証制度」(JMIP)の認証を取得していたり、「ジャパン インターナショナル ホスピタル」 推奨病院でもあり、国際病院として有名です。

 

■それでは、放射線科の伊藤さんが案内して頂きました。走る人

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さすが国際病院ですね。目

英語、中国語、韓国語の患者様の受け入れが可能なようです。ニコニコ

 

■CT検査

■血管造影検査室(アンギオ室)

伊藤さんありがとうございました。

 

■続きまして、リハビリ室の見学をしました。走る人

患者様が多数いらっしゃったので、写真は撮らなかったため病院サイトに公開していた写真を載せますね。ニコニコ

 こちらの病院の特徴は、手術後のリハビリ回復期や高齢者のリハビリを大切にしてる事です。 リハの技術者がとても多かったです。グッド!

 

■そして。屋上のヘリポートを案内して頂きました。総務部の東さんありがとうございます。目

当日、ドクターヘリーはメンテナンス中の為、見ることができませんでした。 下の写真は3月に事前訪問した際に撮れた写真です。目
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民間病院でドクターヘリーを所有している病院はとても少ないとのこと。地域医療をしっかり取り組んでいることが分かり、とても素晴らしく感じました。山本さん。ご説明ありがとうございました。ニコニコ
 
米盛病院を後にして、せっかく鹿児島に来ているので桜島観光をする事にしました。ニコニコ
 
■桜島観光 桜島
鹿児島湾(錦江湾)にある東西約12km、南北約10 km、周囲約55 kmの1914年の噴火により対岸が陸続きとなった元は島だったところです。メモ 
桜島フェリーで桜島に渡ります。客船 
車で桜島を一周する事にします。およそ1時間30分の旅。。
桜島に渡ると火山灰がいっぱいでした。
ここは桜島大根が有名ですね。カブ 大きい。目
こんなに大きな大根なんですよ。ニコニコ 
大根は12月が収穫時期との事で、残念ながら購入することはできませんでした。しょぼん
 
最後に。やはり私のブログにはこれが無いと。。。。べーっだ!
 
夕ご飯は、「熊襲亭」(くまそてい)というお店で、数々の鹿児島名物を頂きます。ニコニコ 割り箸 
このお店では「正調さつま料理」と呼ばれる。キビナゴの刺身、さつま汁やさつま揚げなど代表的な薩摩料理を味わうことが出来ました。クラッカー
■キビナゴのさしみ
■地鶏のタタキ
■豚の角煮
■キビナゴの唐揚げと骨煎餅
■さつま揚げ
■カツオの塩辛
■黒豚入りのコロッケ
■野菜サラダ
 
■帰りは、鹿児島市内からバスで鹿児島空港まで行き、それから羽田に戻りました。飛行機

これで、5月14日から18日の九州の「がん治療施設」訪問の旅は終わりです。クラッカー
 
訪問を快く受け入れて下さった病院関係者の皆様。ありがとうございました。色々な病院を見学出来て、とても有益な日々でした。走る人 ニコニコニコニコニコニコ
 
■おまけ(鹿児島おみやげ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

14日からの九州の「がん治療施設」訪問の旅の続きです。 ニコニコ

 

5月17日は、博多から新幹線で鹿児島入りし、それからレンタカーで指宿市にある 「メディポリス国際陽子線治療センター」 に訪問しました。

今回は"陽子線治療"について学びます。 ニコニコ

 

メディポリス国際陽子線治療センター

鹿児島市内から車で約1時間。 指宿市の山側に広大な施設がありました。目 国際病院評価機構(JCI)の認証も取得している治療センターです。グッド!

こちらの施設の最大の特徴は、世界で唯一のリゾート滞在型がん治療施設で、隣接するリゾートホテル「指宿ベイヒルズ HOTEL & SPA」に長期滞在しながら、がん治療を行うことが出来ることです。

 

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今回、総務本部長の大松さんにお世話になりました。グッド!

左から大松さん。真ん中が才さんです。

 

■陽子線治療について説明しますね。

何度か説明していますが、がん治療には幾つも方法があります。

陽子線治療は、放射線治療の中で一番軽い元素である"水素"を用いるものとなります。メモ

ちなみに、水素よりも重い元素(例えば"炭素イオン")を用いたものは「重粒子線」となります。

 

重粒子線治療については、14日に「九州国際重粒子線がん治療センター」にて学びました。(その時のブログはここ

 

と言うことで、陽子線と重粒子線のどちらが優れているのか? を皆さん。気になるかと思いますが。。 はてなマーク

 

症状や場所やステージによって色々違うとの説明を受けているため、適応かどうかはかかりつけのお医者さんや、センターにお聞きになると良いと思います。 

※明確な優劣は見当たらないように感じました。メモ

 

■施設案内

この陽子線センターは2階が入り口で、隣にある「ベイヒルズ指宿」と繋がっています。

治療室の内部を特別に見せていただきました。目 (普通は入れないんですけどね)
患者さんはこの治療ベッドで寝て、陽子線治療の機械が回転しながら照射します。
これは陽子線を作る機械の裏側です。
 

ご説明ありがとうございます。陽子線について学ばせて頂きました。ニコニコ

 

■リゾートホテル「指宿ベイヒルズ HOTEL & SPA

本日はこちらに宿泊します。 ニコニコ クラッカー

高台から見える風景は最高です。グッド!

まさにリゾートホテルですね。ニコニコ 

では。料理の写真を。。。割り箸

 

■夕食後 ニコニコ

リゾートホテルに宿泊しながら。。蛙の合唱で夜が更けていき。。 朝は小鳥のさえずりで目が醒める。。。これは別天地ですね。目

 

夜はとても静かです。窓を開けると蛙の鳴き声しか聞こえません。耳

それでは、ベイヒルズ指宿を見学しますね。 走る人
 
■朝風呂に行ってきます。温泉
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■朝食のバイキング。いただきます。ナイフとフォークにひひ
 
では。これから、鹿児島市内の米盛国際病院に出発です。タクシー
ニコニコニコニコニコニコ
 
■おまけ。鹿児島PR。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

14日からの九州の「がん治療施設」訪問の旅の続きです。ニコニコ 

 

5月16日は、久留米の「久留米大学がんワクチンセンター」に訪問しました。 今回は"がんワクチン"について学びます。グッド! 

 

久留米大学がんワクチンセンター

博多駅から新幹線「さくら」に乗り、2つ目の駅「新幹線久留米駅」で下車。そして、タクシーで約20分で到着です。タクシー

 

今回、事務局の大内田先生が見学を受け入れて下さり、油谷茂教授が 「がんワクチン療法」 について詳しくお話をして頂きました。 グッド!

 

左側が大内田先生で、右から2番目が油谷教授です。

 

■まず。免疫療法について説明しますね。

体内に入った病原体やがん細胞などの異物を取り除くため、人間に元々備わっている免疫機能を利用する治療法です。

 

がん治療には大きく分けると、『外科手術』 『化学療法(抗がん剤使用)』 『放射線療法(陽子線、重粒子線含む)』 の3つの治療法に加え、近年新たに 『免疫療法』が加わりました。 

 

■ペプチドワクチン療法

がん細胞に特有のペブチド(タンパク質の断片)を患者さんに注射し、その目印の付いたがん細胞を免疫細胞が攻撃する。という考え方です。メモ

 

■久留米大学の「テーラーメイド型ペプチドワクチン

久留米大学がんワクチンセンターでは、一人ひとりに合わせた最適なものを提供する方がより効率的な治療に結びつけることが出来る。ということで、自分にぴったりの洋服を作るオーダーメイドに準えて「テーラーメイド型ペプチドワクチン」と言われる手法を採用しています。メモ

(詳しくは、久留米大学がんワクチンセンターのサイトをご覧下さい。ここです。)

 この方法は、食事が摂れて、歩行可能な人なら転移がんでも治療が可能との事です。グッド! (但し、リンパ球が少ない場合はある程度増えるまで待つ必要あり)

 

■私の知っていた免疫療法というのは、

   ①患者さんから血液を採取

      ↓

   ②自己の免疫細胞を増殖

      ↓

   ③再び点滴により体内に戻す

という方法だったので、随分異なるものだと理解できました。ニコニコ

最新の免疫療法について学べて良かったです。グッド!

ありがとうございました。ニコニコ

 

■さて。福岡に戻り、夜は知り合いの宮崎さんにお会いしました。ニコニコ

表通りから路地に入り住宅地の中という、看板の無い隠れ家的なお店です。走る人

乾杯!ビール

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■ほうれん草の干豆腐巻き

これはライスペーパーでなくて、豆腐の皮なので歯ごたえもあり美味しかったですね。

■カマンベールの白和え

■黄身がオレンジ色な燻製卵の上に、雲丹とイクラがわさびをトッピング!

■軟骨

■イカの上に雲丹が乗っています

■牛のたたき

■地鶏と枝豆。九州に来たら 地鶏は食べましょうね。

■田中65という地酒。熱燗

■炊き餃子。新しい博多名物だそうです。
■この黒いものは、炭入りの柚子胡椒でした。
■部屋の雰囲気。隠れ家みたい。熱燗

■お品書き。割り箸

 

話も弾んでとても楽しかったです。にひひ

 

明日は、鹿児島に訪問です。ニコニコニコニコニコニコ

 

 

 

14日からの九州の「がん治療施設」訪問の旅の続きです。ニコニコ

 

5月15日は、福岡の「福岡記念病院(福岡記念PET健診センター)」と「城山国際医院」の2つを訪問しました。 

 

福岡記念病院

福岡記念病院は地下鉄「西新駅」から徒歩3分です。

こちらの病院は、外国人患者受け入れ医療機関制度(JMIP)の認証を受けており、積極的に外国人患者様を迎え入れてくれている病院です。メモ

 

今回、「国際医療担当室」の方々が窓口になって頂き、私共の訪問を快く引き受けてくれました。グッド!

 

リニアック治療

まず、リニアック治療棟へ案内してもらい、リニアック治療についてお話して頂きました。(真ん中)にいらっしゃるのは、放射線科の木村先生です。

 

「リニアック」と呼ばれる装置で体の外側から放射線を照射して、がん等の病気の治療をしたり痛みを緩和するものです。メモ

(X線撮影に使用する放射線の数十倍のエネルギーの放射線を使用します。)

 

私の素人的な理解だと、一般的な放射線治療で使う「X線」や「電子線」をより高度に使う方法のようですね。グッド!

 

γナイフ(ガンマナイフ)治療

ガンマ線(γ線)を用いて、虫眼鏡の焦点のように病巣部に対して集中的に照射する治療法です。メモ

(1本1本のガンマ線は細いビームなので、周囲の正常な細胞にはほとんど影響を与えず、ビームが集中する箇所のみが、まるでナイフで切り取られたかのように治療できるので、“ガンマナイフ”と名が付いています。)

昨日は、重粒子線治療について学び、今日は「X線治療」について学んだことになりますね。ひらめき電球にひひ

 

■「国際医療担当室」のアルジュンさん。(左の男性)

院内を案内をして下さったアルジュンさんはネパール出身とのこと。

言葉の語尾が博多弁です。大分出身の私にとってとても親しみを感じましたよ。にひひ ちなみに、日本語の他に8ケ国語に対応出来るとか。。凄すぎです。グッド!

 

続いて、福岡記念病院から歩いて数分の「福岡記念PET健診センター(旧:福岡中央総合健診センター)に訪問しました。走る人
こちらは、名前の通り。PET-CTを備えた施設となり、がん検診や人間ドックなどを行っているところになります。メモ

など。CTやMRI装置を見させて頂きました。目

 

■施設を見学した後は、記念撮影です。カメラ

真ん中の男性は、健診センター長の木村さんです。グッド!

お忙しいところ、大変ありがとうございました。ニコニコ

 

城山国際医院

続いて、「馬出九大学病院前」にある、城山国際医院の城山先生に会いに行きました。走る人
(以前、開院のお祝いでお花を送った際にブログで触れています。これです。)
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城山先生は、私が上海の日系クリニックに勤めていた時の元院長で、外来の栄養指導をよく私に出してくださいました。ニコニコ

 

懐かしい。ニコニコ  あの頃のことが昨日の様に蘇ってきます。グッド!

日本に帰国してから、2回目の再会ですね。 お久しぶりです。クラッカー

 

■現在、城山先生は「優れた医療を多くの人に届ける」という理念のもと、(1)中国人の患者様が日本で医療を受ける際のサポート全般

    (2)日本に滞在する中国人の患者様の診察

といった活動をされています。

 

特に(1)につきましては、大手の医療コーディネーター会社から断られた治療ケースでも、出来る限りのサポートを行うそうなので、諦めないで相談して欲しいとのことです。しょぼん

 

私の会社の事業と重なりますが、競合でなく一緒に協業出来ればいいなあ。と思いました。グッド!

 

■次に、城山先生と3人で天神駅近くの海鮮料理のお店へ行きました。走る人 割り箸  熱燗 乾杯!

にひひにひひにひひ

 

■呼子の烏賊

氷で冷たくして眠っていたので、まだ足が動いています。 あらら。。。 佐賀の呼子の名物なんですよ。

■モロキューとおきゅうと

おきゅうとは海藻の一種で、九州ではよく食べられています。こんにゃくのように固めたものです。

■ホタテの塩辛

■サラダ

■海鮮盛り合わせ 

やっぱり。福岡は海の幸が美味しいです。グッド! ニコニコ

 

治療の話や懐かしい話に花が咲きましたね。 花

城山先生ありがとうございました。 ニコニコ

今後ともよろしくお願い致します。ニコニコ

 

■編集後記。。。 

2年前に私が先生の開業祝いに贈った光触媒のピンク蘭の大きな鉢。 今でも城山医院の受付に飾っていてくれていました。

嬉しかったです。ニコニコ