14日からの九州の「がん治療施設」訪問の旅の続きです。
5月17日は、博多から新幹線で鹿児島入りし、それからレンタカーで指宿市にある 「メディポリス国際陽子線治療センター」 に訪問しました。
今回は"陽子線治療"について学びます。
鹿児島市内から車で約1時間。 指宿市の山側に広大な施設がありました。 国際病院評価機構(JCI)の認証も取得している治療センターです。
こちらの施設の最大の特徴は、世界で唯一のリゾート滞在型がん治療施設で、隣接するリゾートホテル「指宿ベイヒルズ HOTEL & SPA」に長期滞在しながら、がん治療を行うことが出来ることです。
今回、総務本部長の大松さんにお世話になりました。
左から大松さん。真ん中が才さんです。
■陽子線治療について説明しますね。
何度か説明していますが、がん治療には幾つも方法があります。
陽子線治療は、放射線治療の中で一番軽い元素である"水素"を用いるものとなります。
ちなみに、水素よりも重い元素(例えば"炭素イオン")を用いたものは「重粒子線」となります。
重粒子線治療については、14日に「九州国際重粒子線がん治療センター」にて学びました。(その時のブログはここ)
と言うことで、陽子線と重粒子線のどちらが優れているのか? を皆さん。気になるかと思いますが。。
症状や場所やステージによって色々違うとの説明を受けているため、適応かどうかはかかりつけのお医者さんや、センターにお聞きになると良いと思います。
※明確な優劣は見当たらないように感じました。
■施設案内
この陽子線センターは2階が入り口で、隣にある「ベイヒルズ指宿」と繋がっています。
まさにリゾートホテルですね。
■夕食後
リゾートホテルに宿泊しながら。。蛙の合唱で夜が更けていき。。 朝は小鳥のさえずりで目が醒める。。。これは別天地ですね。
夜はとても静かです。窓を開けると蛙の鳴き声しか聞こえません。