私がとてもショックだった、
好きな人が他の女性と
電話セックスをしていて、
私に動画を誤爆してきたこと。
彼は私に下ネタすら言わなかったし、
エッチな話もしなかった。
私がエッチなスラングを言った時も、
優しく笑いながら、
「その単語は言わなくていいよ。
メイは汚い女性じゃないから。」
って言ってくれたほど、真面目な男性だと思っていた。
何より私は、彼は私のことが大好きなんだと思っていたので、まず他に話している女性がいるなんて思わなかった。
朝も夜もビデオ通話をしていたし、一日中届く彼からのメールでは、本当に私が大好きなんだと思っていた。
久しぶりの恋愛で、
本当にショックで
悲しかった話、
親友のギター君にしてみた。
「ねえ、真面目な相談していい？」
「いいよー！」
「でも超真面目な話ね！
あ、そういえば私たち、いつも真面目な話しかしないよね、
いつも聖書の話とか、
オーガニックフードの話とか、
クラシック音楽の話とか！」
(↑一回もこんな話してねえ。
でも本当にギター君とは真面目な話もできるんです、
政治、世界情勢、戦争、歴史、差別問題、LGBTQ、とても真面目な話をしていても、彼の返しは賢くて、そしておもしろく、ぎゃははは😂って爆笑します。)
「そうそう、僕たちは良きアメリカ国民だ😇」
「世界のdickのサイズの比較の話とかしてないもんねー！」
「してない、してない！」
「今日の相談は、いつもより更に宗教的かも！」
「早く言え！
」
「ねえ、ギター君は、
電話セックスしたことある？
よし、あるな！
わかった！
…嘘つくな！」
「ぎゃはは！
確かバカなティーンエイジャーの頃、あの例の元カノとそういう類いを電話で挑戦したことがある！」
「どうだった？」
「元カノが電話セックスをしようと仕掛けてきたけど僕ヘタクソだった！」
「ビデオ通話がなかった時代だよね？」
「携帯にカメラすらついてない時代だよ。
そもそもつまんないよ、あんなの！
会ってした方がいい！」」
「そうなんだ、やっぱり予想通り、君の経験は、彼とは違うな…。」
「どうした？」
「実はギター君に話す前に、言語交換アプリで仲が良かった男性がいたんだ。
その彼とは、私とギター君の関係みたいに、
いつも楽しい話しかしなくて。
世界のdickのサイズの比較の話とかもしてないし！」
「したな！」
「本当にしてないよ。
彼は高校の物理教師だから、すごーく真面目な人で、ギター君と大違い！」
「そこ、異議なし！」
「でもね、ある日、彼から動画が送られてきたんだ。」
「その動画、僕に転送して😂」
「それが彼、そのあとすぐ送信取消してきたんだよ。
Dammmmmmmn it!!」
「…メイは大丈夫なのか？」
「え！？大丈夫だよ？」
「メイが笑い話にできるなら、僕も今、一緒に笑うけど。
でももしメイが傷ついてたら、僕がそいつに誤爆してやろうか！
アメリカのグリーン代表として！
それでそいつは一発で黙る！」
「君に相談すると、
楽しくても、傷ついていても、どっちにしろ笑い話になるな！
ちなみにそいつは黄色だ。」
(↑チェックしてたのか。)
強豪・南米
サッカーみたい。
↑ギター君よ、何度も言うが、
アメリカはグリーンではなく、オレンジだ。
ありがとう。
ギター君。
やっぱり男友達はいいよね、
こうやって一緒に笑い飛ばしてくれるから。
久しぶりの恋愛で、
本当に辛かったけど、
アメリカ君、
室伏系イギリス君、
ギター君と
何故か腹を抱えて笑った。
こういう場合、女友達だと大抵、
「そんな男、切りなよ！」
「そいつ、もっと沢山の女性としていると思うよ。」
と言われたりして、
何故か私も好きな人をボロクソに言われて、傷つくんだよね。
まあ女友達の言う通りなんだけど。
それからギター君は、
「彼に言え、
『私はあなたのサイズに落胆しました。
この私を感動させる域に達するには、まだまだ時間がかかりそうですね。』と。」
「何かもっとパワフルな言い方ない？」
「彼に言え、
『あなたのサイズは、あなたの家系の恥です。
赤ちゃんのオムツに収まるサイズですね。』と。」
「いや、サイズに関してはツッコミたくないけど…。
ていうか、赤ちゃんのオムツに収まるサイズって
笑いが止まらないわ！」
「彼に言え、
『あなたのdickは、
ウールコートで、
取れかかって垂れ下がっているボタンみたいなものですね。』」
ギター君は本当にすごいよな。
これだけの爆笑ネタを、瞬時に返せるなんて。
私もかなり「咄嗟の返しがうまい」と日本語でも英語でも言われるけど、ギター君には永遠にかなわない。
あのね。
誤爆の動画って言っても、
dickは見せられてないけどね。
なぜか相談したイケメン３人とも、
動画にdickが映っていたと信じて疑わない。
