離れ業 | えいきの修学旅行(令和編)

えいきの修学旅行(令和編)

えいきの修学旅行を綴ったブログです(ヤフーブログから移設しました)。

 
今年は雪解けが一か月早く、飯山も既に雪解けて、一気に藪化とクーさんのお目覚めが心配される。今春の雪解け期、昨年二度撃退された岩井城を虎視眈々と狙うつもりが、一気にシーズンオフが懸念され、薬局業務終了後、夜に飯山へ急行、飯山泊、早朝に岩井に挑んで、薬局に出勤するという離れ業を実行した。

 イメージ 1朝6時台の飯山は氷点下だったが、心配していたとおり、岩井城も既に雪は無い。











イメージ 2昨年12月同様、南の鞍部から岩井城に接近を図る。

笹藪が雪の下、を狙っていたが、断念した12月と変わらない様相。









イメージ 3堀ウ
ここは12月もカメラに収めた。

問題は、この上の郭2。










イメージ 4郭2
うっ、駄目か…。

いや大丈夫です。笹藪は覚悟の上。入念に宮坂図を読み込み、土塁上と堀底のルートを検討、行けそうなコースを一冬考えての挑戦です。






イメージ 5堀イとウの接続部














イメージ 6その頭上、郭2の虎口














イメージ 7堀ウを東回りで通過し、ウと、郭2と郭1の間の堀エ、竪堀キの接合部に至る。












イメージ 8さらに東回りで郭1と郭3間の堀オを通路と観、













イメージ 9郭3と郭Ⅰを接続する土橋へと至る













イメージ 10土橋から岩井城主郭へ至る。

いやいや、主郭到達だけではない。
えいきの心を掴む遺構の数々を、堪能・撮影してきました。







イメージ 11堀カ南西端の畝状竪堀














イメージ 12馬出を二つ重ねた二重堀切カ・ウによる防御ライン













イメージ 13堀ク














イメージ 14弧状に囲うような横堀ケ














イメージ 15横堀ケは竪堀に変化する














イメージ 16こんな竪堀に化ける














イメージ 17そしてその横堀から変化した竪堀ケには、もう一本竪堀が沿い降る。




今回は、さわりのため、この辺まで。






イメージ 18さいごにここ

飯山城に対する位置にある郭。











イメージ 19飯山城に対する面に石遺構の痕跡。宮坂本他、遠藤論文にもここの記述は無い。











イメージ 20石垣構造を構築し、飯山城へ示威を示したのではないだろうか。





本編、お楽しみに。