小城の東端、堀エを越え、大城へ向かいます。
尾根伝い、岩を縫い大城へ
大城へ至るまでに一記事書けそうです。
道は限られており、迎撃されながら進むのはかなり困難だと思う。
こんなとこ落とされたら…
うぃ
普通なら辟易するのだろうが、私には感動もの
上に大城が見えてきました。
郭２前に堀カが掘り切ってあり、その前には竪堀二本が展開を制限している。
堀名・郭番号は、宮坂武男『信濃の山城と館８』命名を用います。
大きくいきましょう
小城堀エからここまで私の足で１１分。
堀カをこえ、郭２右（南）脇下を通り、郭１（主郭）へ至る
堀カ
雁田城、大きな普請ではないが、品の良さを感じる。
郭２南脇下
大岩の先、郭２に窪が開く
窪
主郭南西隅に入る
主郭東には土塁
写真手前（西）には一段低く郭２
主郭と郭２段差は石積
一段低く郭２
大石に挟まれ先ほどの窪がある。
窪（郭２内から）
道を塞ぐ構造の柄でも入れたのか。
石室か。
郭２から主郭
石積段差
主郭
主郭背後は掘キ。
土塁を設け、堀キとの高低差を厳しく造っている。
南に一段低く降り東の尾根伝い郭３、４，５へ至る。
降りず、土塁上から堀キ
南一段低く降りる
土塁上よりも一段低い地点だが、堀キは高低差がある。
堀向うは郭３
土塁と堀キで主郭の壁の高低差を厳しく造り出している。
郭３
郭３も東面に土塁を備える。
郭３までが主要部であろう。
東端土塁は石積で頑強。その先、四重の堀ク・ケ・コ・サを配し厳重に守りを固めている。
まとまり上、２はここまでにします。
振り返り、郭３から主郭（郭１）
土塁で郭内は見通せない。
３へ続きます。