ではアクセスです。
私は南東の沢から崖をよじ登り踏み込みましたが、寺尾薬師参道下からとっても歩きやすい山道が通っています。舌先端崖上に、城遺構ではないでしょうが、人為的な石積遺構のある削平地があります。
寺尾薬師参道下石段は寺尾薬師参道です。石段をあがらず、電柱脇の山道に入ってください。
寺尾薬師東の畑地をかすめ
北東隅から赤坂城南の沢におります。
大丈夫、山道はしっかりついていて、沢には木橋が架かっています。
沢をわたると、城戸のような地点私の妄想でしょうが…。
途中、分岐箇所がありますが、先で合流します。わたしはこの山道の右下斜面を登ってきました。
山道の右下斜面この薮中彷徨って、「だめだ、わからん、さっきのが赤坂城か、たいしたことなかったってことか」「でも鳴海さんが取り上げるくらいだから、あれってことはないだろう」「でもわからん、引き返そうか」「もうすぐ雪が降るぞ、雪が積もったら春まで来れないぞ」「沢に挟まれた地形だから間違いないんだが、もっと上か？」と、自問自答の末、この山道に出た時の歓喜は忘れません。でも私のブログでアクセスを知った皆さんは大丈夫！寺尾薬師参道下から歩きやすい山道を登り、困難なく赤坂城二郭虎口前に到達できます。
私は苦労の甲斐あり、石遺構のある人為的削平地に出くわしましたが。
赤坂城二郭虎口前
私は薮中彷徨ってきたので、山道登り所要時間はわかりません。下りで、ここから寺尾薬師参道下まで１７分でした。
では、私の彷徨った舌先端崖付近にも連れていきます。
舌先端崖下馬頭観音がある。
この崖は登れない。
ので、要害さに、すぐこの上が赤坂城だと早合点してしまった。
ので、右脇、南東の沢からよじ登りました。左上、城に思えませんか？
でかい写真でいきましょう。
崖上舌先端付近城っぽい？
人為的な削平地に見える
段差
石積
石は自分達で並ばないだろう。
三段
なんだろうねぇ
寺院でもあったのだろうか。
参考文献 鳴海忠夫「上越地方西部の山城」
遠藤公洋(2004)「戦国期越後上杉氏の城館と権力」
『平成５年度 新井市遺跡確認調査報告書』編集・発行＝妙高市教育委員会 １９９４年
赤坂城修学・記事作成にあたり、鳴海忠夫氏、妙高市教育委員会佐藤慎氏より、懇切なるご教示をいただきました。 ありがとうございました。