その２では、本城域虎口から入り、北の丸、本丸の西下を辿ります。
どこも石遺構が見事ですが、やはり私的には土遺構がグッときます。
本城域への虎口
説明版では本丸虎口としている。
折れがいい
クランクして門があったようです。
礎石跡
手前に発掘時の写真があります。
要所にこのような説明版があり、町の史跡に対する賢明な姿勢が伺われます。
門前の折れ
もたもたしていると容量が足りなくなる。
折れあがると本丸下と北の丸との結節部
先に北の丸へ行きます
本丸と北の丸間にも堀があります
北の丸へ
土橋左は本丸ー北の丸間の堀
右も掘り込んであります。
土橋右側の掘り込み
堀向こうから、この土橋に対し、しっかり横矢が掛かっている。
北の丸
稲荷大明神が鎮座
お稲荷さんも、このように大切にされていれば、玉城町が好きであろう。
北の丸には土塁がある
お稲荷さん背後は、その１で見た北の丸北の堀
では先ほどの結節部に戻ります
本丸 北の丸間
奥、張出櫓台がある
張出部
堀底が道になり城西下に降りるルートになっていたようで、そのルートに対して強力に横矢をかける。
張出部から北の丸西面をみる
こちらは石垣ではない
北西下に道がつづく
木の陰に、大土塁がある！
北西からのルートに対する防塁であろうか
ななめから
田丸城、土遺構が壮大で、私的にはたまらなくいい。
本城域 腰郭西下はこのような急崖
西下から取り付くことはできないであろう
西下 南西部も畝型阻塞のようなモコモコが施されているように見える
本丸西下石垣面
二部構成でと思っていましたが、全然容量が足りません。
その２はここまで。