藤沢城
高遠の的場城から、藤沢川に沿って杖突街道を諏訪方面へ進み、ほぼ高遠と諏訪の中間地点、杖突峠を越え諏訪へ出る道と、金沢峠を越え諏訪へ出る道が分岐する地点に藤沢城はある。
藤沢氏が諏訪の社領として藤沢庄を支配したようであるが、武田が諏訪を滅ぼし高遠を屈服させると、代官保科氏が翌天文15年(1546)には武田直参となり、天文18年にはここに住した。
藤沢城は、武田の諏訪と高遠を繋ぐ拠点として、保科氏によって築かれ機能したものと思われる。
国道152号線杖突街道に藤沢城への登り口入口看板がある。
藤沢川を渡り
山裾に取り付き、搦め手から登ります。
すぐ、石の地点、城戸?
東面、なかなかな急斜面
裾には藤沢川 要害である。
道はしっかりあり、看板が立ちますので歩きやすいです。
尾根上が搦手。
尾根上 左(南) 搦手となる堀切オ
堀切名、郭名は宮坂武男著 信濃の山城と館5に準拠します。
登り口からここまで、私の足で10分。
堀切オの上 数段になんとなく削平されている
南北尾根上に郭を配し、構えられている。
搦手 堀切オを振り返る
写真、見えにくい…。
撮影時画素数が高すぎるのであろうか。
主要部に向います。
木が立つのが主郭
概ね三段の削平地が、堀切、土橋とS状に繋ぎ、構えられている。
土塁を越え
平場
上幅7mの堀切エと土橋
S状に上がる
上がった平場
いま上がってきた、下の堀切エ・土橋・平場を見る
小気味いい
幅中3m堀切ウを渡る土橋
右手 藪だが、主郭北下にはもう一段小郭がある。
主郭へは東から入る
藤沢城主郭へ
その2へ続きます。
参考文献 宮坂武男著 信濃の山城と館5
現地説明版