北西の虎口から二郭へ入ります。
北西虎口入って右、二郭南西部をみる
二郭も土塁で囲郭されている。
二郭から主郭をみる
主郭へは、その２で辿ったように二郭左下横堀ライン、右下の腰郭ラインからの回り込みはできない。
この面を直登ではなく、←のあたりから中腹を西から北、東まで主郭下をぐるぅーと周り、南東に開口した虎口から入る。そのぐるぅーと回るルートは主郭コーナー下で三日月状の堀となっている。
中腹を左に
その２でこんな急斜面にさらに掘らなくても…、と書いた竪堀コ上端が、道を狭めている。
主郭北コーナー下手前も竪堀サが放たれている
主郭北コーナー下の三日月状の堀
北下コーナー先
竪堀ツで狭まる。
その竪堀ツ手前から土橋が北尾根に伸びる。
また竪堀ツ下端には水の手がある。
北尾根に伸びる土橋
この土橋は三日月状堀、堀外土塁から狙うことができる。
土橋左は四郭となる平坦地。
兵站部であろうか。
土橋先は後ほど、容量に余裕があれば。
竪堀ツ上端から
直下下端に水の手。
ズーム
東下コーナー手前に竪堀チ
的場城、放射状竪堀を堪能できる。
主郭東下コーナー三日月状の堀
的場城、横堀も堪能できる。
コーナーを伝い、主郭へあがる
主郭南東虎口
ぐるぅーと周って入るきたことになる。
的場城主郭
虎口脇のみ土塁がある
先ほどの北下コーナー直上
三日月も、その先北尾根に伸びる土橋も監視する。
土橋先 高地にあたる
高地上は五郭としている。
高地上五郭
五郭端
尾根から左右に堀切ト、テを降り落とし、城端としている。
この先の高地上は物見台。
ラスト一枚
北尾根土橋から主郭をみる
三日月、主郭と二段に狙い待ち構えている。
土橋右は四郭
いかがでしたか的場城！
書き上げて、「会心のでき」の気分です。
参考文献 宮坂武男著 信濃の山城と館５ 中田正光著戦国武田の城