3-2の容量が一杯になってしまったので,3-3として続けます。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190722/23/mei881246/6a/56/j/o0260023514510053001.jpg?caw=800)
左図右が北
野崎屋敷の西斜面から南の大堀切底にまわります。
では、続けます。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190722/23/mei881246/ab/d0/j/o0448029914510053007.jpg?caw=800)
西斜面に配された畝状竪堀群
これを見つけたとき、私は淵に潜む龍の鱗を見た思いでした。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190722/23/mei881246/40/d0/j/o0448029914510053011.jpg?caw=800)
畝状竪堀群の上端、大堀切22との結合部
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190722/23/mei881246/86/fd/j/o0448029914510053016.jpg?caw=800)
大堀切22との結合部からみる畝状竪堀群
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190722/23/mei881246/02/e5/j/o0448029914510053021.jpg?caw=800)
大堀切22
左が野崎屋敷切岸で、11mの高さがある。右の高みに堀切23が二重に掘られている。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190722/23/mei881246/f5/51/j/o0448029914510053027.jpg?caw=800)
堀切22
堀底から野崎屋敷切岸
この切岸を登れず、回り込もうにも畝状竪堀群に遮られ、大堀切22底で立往生しているところを、この切岸上土塁を備えた野崎屋敷から撃たれる。西ラインからの侵入は無理であろう。
湯山城、思いがけず北条以上に凝ってしまいました。佐々成政、並々ならぬ武将です。
長編のお付き合い、ありがとうございました。
参考文献 氷見市教育委員会発行の氷見の山城