鎌田城その2 | えいきの修学旅行(令和編)

えいきの修学旅行(令和編)

えいきの修学旅行を綴ったブログです(ヤフーブログから移設しました)。

イメージ 1
その2では、本郭周辺と二郭、南東の尾根、東の尾根を辿ります。
南東の尾根の厳重な虎口(これが見事)を構え、東は大堀切で尾根を隔てています。
 
イメージ 2
鎌田城本郭 
西をみています。 
奥に西端の土塁がみえます。
 
イメージ 10
西端
土塁が残ります。この土塁は、その1で西郭からまわって通った堀切底道を掻き揚げた土塁でしょう。
 
イメージ 11
土塁から堀切 
ここは堀底から乗り越えられないような土塁であったと思います。
現代の私達は、乗り越えます。
  
イメージ 12
西端の郭?
ここには敵は取り付けないかと。
 
イメージ 13
二段になっています。 
 
イメージ 14
奥野ダム方向の眺望
その1の最初の写真はここと呼応します。 
 
では本郭の東にある二郭へ 
 
イメージ 15
二郭
 
イメージ 16
二 郭と本郭は堀切で分けられ、本郭側に土塁が設けられていたようですが、竜爪神社が建てられ改変されているようです。
  
イメージ 3
本郭と二郭の間の堀切、二郭への虎口でしょうか。南東の尾根への虎口に繋がる道に開口しています。 
 
イメージ 4
その1でつかった写真ですが、開口部から南東の尾根・虎口につづく袖郭道
  
イメージ 5
南東の尾根 
左は谷ですが、厳重にまわり込めないように竪堀が掘られています。
  
イメージ 6
竪堀 
南東尾根からは虎口を突破しないかぎり、城内に進入できません。
 
では南東尾根の虎口へ
  
イメージ 8
二重の堀切、切岸で尾根を虎口としています。
土橋から堀底に降り、土塁中ほどの開口部から城外へでたのでしょうか。
 
イメージ 7
一重目堀切、切岸と土橋
 
イメージ 9
一重目(城内から)堀切
 
イメージ 17
 一重目堀切よこ二重目堀切への土橋
 
イメージ 21

二重目堀切

外側土塁の中ほどに開口部があります。
 
イメージ 20
 開口部脇は土塁幅が厚く、小さな櫓台が立ちそうです。
 
イメージ 22
開口部から城外、南東尾根
 
では大きい写真で雰囲気を感じながら城内戻ります。
 
イメージ 23
一重目堀切脇の土橋へ
 
イメージ 24
土橋から南東虎口
なにやら威容を感じます。
 
 説明版では西郭、二郭で焼土層があり、落城の痕跡としています(北条早雲の伊豆進攻に対し伊東氏が抵抗した戦いを推定)。 とすると、戦闘はその1の北西ルートでしょうか。
 
最後に東の尾根方面の備えを
 
イメージ 25
二郭の東には東郭があります。
 
掲載容量に余裕があるようなので、大きい写真でいきます。
 
イメージ 26
東郭
 
イメージ 18
東郭の東は大堀切で東の尾根を隔てています。
 
イメージ 19
堀底から
 
 参考文献 静岡の山城ベスト50 現地説明版