政治に関わるようなことは、ブログに書くつもりはなかったのですが。
でもまあやっぱり気になるし、あまりにも…なので、長い独り言です(笑)
※この問題には、色々なご意見があると思います。
これはあくまでも私の「独り言」ですので、今回はコメント欄無しにさせていただきます
先日、成立した「改正皇室典範」。
その内容には、多くの方々が反対意見を述べているので、だいたい同意。
ただ、この件に関して、私がモヤモヤするのは、別のところです。
もっと根本的なことろです。
皇室に関しては、有名無名のたくさんの人が、
「愛子さまを天皇に」
「国民は愛子天皇を望んでいる」
「愛子天皇誕生が国民の総意」
といった意見を表明しています。
というか、ほぼそれしか見聞きしません。
でも、私はこのような意見が怖いのです。
私は、愛子さまが天皇になることは望んでいません。
なぜなら、それが「愛子さまご本人や皇族の総意」かどうか、わからないからです。
愛子さまご本人は、天皇になりたいのか?
両陛下は、ご自分の大切な一人娘が天皇になることを、望んでいるのか?
もちろん、皇族がそんな意見を表明できない立場なのは知っています。
だから、皇族のお気持ちを知ることはできません。
だから、「愛子さまを天皇に」なんて軽々しく言えないのです。
もしも。
愛子さまが本当に心から天皇になることを望んでいらっしゃるのなら、そうなったら良いなと思います。
国のため国民のため、ではなく、本当に一人の人間として、望んでいらっしゃるのであれば。
でも、もしも。
愛子さまが、本当の本心では、「天皇になりたくない」「一般人になりたい」というお気持ちだったら。
今のこの「国民の総意」は、愛子さまにとっては「脅威」だと思います。
女性天皇が認められなくなって、実はほっとしているかもしれません。
養子案にしても。
養子となるのは、旧宮家の子孫の15歳以上の男子で、一応、本人の意向が尊重されるようですが。
これまで普通に自由に生きてきた高校生・大学生の男子が、突然、本当の家族と離れて赤の他人(ですよね)の養子になれ、と言われて、冷静に判断できるでしょうか。
また、養親となり得るのは、上皇系統以外の4宮家ですが。
そちらには、実質的な拒否権はありませんよね。
突然、見知らぬ男が「我が子」となるわけです。
その男のことが気に入らなくても、我が子として受け入れるしか選択肢はない。
これまでの皇室典範も、改正後も、男性優位であることは変わりません。
男尊女卑は時代錯誤、男女平等に、というのはわかります。
でも、そこは根本的な問題ではない。
それ以前に、最も時代錯誤なのは、「皇族に人権がない」ということではないでしょうか。
自分の人生なのに、自分で決められない。
法律や国(というか一部の政治家)によって決められてしまう。
意見を言うことさえできない。
悠仁さま、愛子さま、誰が天皇になっても、養子が来ても、彼らとその配偶者に、「子どもを産め」という有形無形の強大な圧力がかかり続けることは変わりません。
そんな時代錯誤な人権無視をし続けてまで、「伝統」を守らなくてはいけないのでしょうか。
そこまでして、天皇制は必要なのでしょうか。
改正するなら、まずは「皇族も意見表明できる権利」「皇族の人権」だと思います。
もちろん実際そうするには、憲法とかもっと色々な問題が絡んでくるので、難しいことなのもわかりますが。
ただどうしても、「愛子天皇誕生が国民の総意」という、愛子さまの人権を無視した世の中の空気に、モヤモヤしてしまうのです…
勝手に「国民の総意」とか言わないで~