細菌性食中毒についてまとめています。
今回で最後になります。

ちょっとまとめるのに長くかかってしまって、ようやく最後を迎えました。

全部で8種類の代表的な細菌をまとめてきたのですが、率直に食中毒にも色々な種類や、感染しないようにするための対策があるんだなーって思いました。
今回はボツリヌス菌。
あまり聞いたことはなかったのですが、名前からしてやばそうです滝汗
それでは、さっそく見ていきましょうキラキラ

今回は最後に、共通してできる予防対策をまとめたいと思います。

  生息地

ボツリヌス菌の生息地は、土壌、河川、海底、湖底などで自然界に広く分布しています。

農作物、食肉、魚介類など多くの原材料が本菌に汚染される可能性があります。

 

この菌の特徴が、酸素を嫌う事。

酸素を嫌うということは、あまりリスクはないのでは?と思うかもしれません。

確かに普通に食材を扱う分には、あまり心配はないかもしれません。

でも、盲点があるのです真顔

便利な瓶や缶詰、レトルトなどで、その感染が起きているのです。

 

実は、密閉状態の容器包装は無酸素状態。ボツリヌス菌には好環境。

 

密封状態の容器は、通常は超高温処理され菌もいない状態となります。

が、まれに適切に処理されずに菌が残ってしまうこともあるそうなのですチーン

 

 感染経路と症状

ある密閉状態の容器に入った製品を食べた2人が、吐き気、眼瞼下垂の症状を起こし、その後意識不明になりました。

調査の結果、容器の中にボツリヌス菌が検出されました。

 

今までで最強クラスの恐ろしい症状です。

神経麻痺症状や、呼吸困難、死に至る場合もあります。

微生物が生成する毒素の中でもっとも致死性が高いといえます。

 

  予防対策

いや、これは真面目にめちゃくちゃ恐ろしい菌ですね。

しかも、缶詰やレトルト食品とか便利なもので、そこまでのリスクがあるなんて、誰も思わないですよねえーん

予防しがたいですが、

一応私達ができる予防対策をまとめてみました。

下矢印

 

新鮮な原材料を使うこと

要冷蔵の食品は、必ず冷蔵保存する

 

 

  切っても切れない、細菌性食中毒

さて、8種類の細菌性食中毒についてまとめてきました。

どの菌も感染したくないですし、意外と簡単な対策で防げることも多いのが勉強になりました。

実は、食中毒予防の三原則というのがあるそうです。

最後にまとめとしてご紹介させてください。

  1. つけない(手洗い、清潔な服装、消毒、食材の洗浄)
  2. 増やさない(適切な温度管理)
  3. やっつける(中心部を75℃~85℃の一分間以上の加熱により殺菌、加熱調理済みの食品は速やかに冷蔵庫に)

 

この三つが重要です

 

以上になります。

ここまでお付き合いくださった方、ありがとうございましたウインクキラキラ

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました照れ