弱点というものは、だれにもあるといってよいでしょう。
ある人は、太っているのが弱点だと思いこんでいます。
ある人は、髪の毛のうすいのを弱点だと思い、ある人は、血圧の高いのを弱点だと思い、ある人は酒が飲めないのを弱点だと思い、ある人は学歴が低いのを弱点だと思い、という具合です。
このような多種多様の弱点のなかには、当人は気になっても、ほかから見れば何ということのないものがいくらもあります。
一方、当人には全く気がついていないけれど、じつは大きな弱点となるようなものもあります。
ご本人が気がついていようといまいと、弱点というものは、とかくつけこまれます。
私から見ると、栄養に関する無知という弱点につけこむ人、つけこまれる人の多いのが目につきます。
これについては、栄養に関係する知識がないのに、それがあると錯覚している人が少なくないという背景のあることを見逃してはいけません。
つづく・・・