日焼けの気になるこの季節
特に顔が焼けるとシミやそばかすの原因にもなるので
イヤですよね。。
私はシミやそばかす、ほくろまでもができやすい体質で
毎年確実に増えています。
もちろん日焼けもしやすく、
赤くなるというよりかはすぐ黒くなります。
みんなでプールなんていくと
ものの15分で一人だけ水着の跡がくっきりと残ります
みんな同じ量と時間、紫外線を浴びているのに
どうしてワタシのように色が黒くなる人とならない人がいるのでしょうか??
それは、メラニンの量の違いにあります!!
メラニンとは、動植物の体内で作られる色素成分です。
黒褐色のユウメラニン
橙赤色のフェオメラニン
とがあります。
これらの割合によって、
肌・毛髪・目などの色が異なります。
紫外線を浴びることで、メラニンの合成が促進しますので、
その合成能力や分解能力によって
日焼けしやすい体質(皮膚の色)が決まってくるのです
しかし、なぜ紫外線を浴びるとメラニン合成が促進するのか??
それはメラニンが紫外線から身体を守っているからです!!!
紫外線は、エネルギーの強い物質ですので浴びると、
皮膚を透過し、内部の組織や細胞に傷を与えます。
それによって、皮膚炎や水ぶくれを引き起こしたり
ガンを発症させたりします。
この紫外線の害を防御してくれているのが
メラニン
なのです
日光を浴びて
日焼けをしたり
シミやそばかすができるのは
メラニンが身体を守ってくれた証なのです
しかし、最近は美肌・美白ブームで
とにかくメラニンを作らせない方向性が高まっています。
薬局などで手に入る美白系のサプリメントにも
メラニンの合成を妨げる成分が入っています
何も知らずにメラニン合成を妨げている方多いのではないでしょうか??
メラニンが作れないと、
紫外線の害はダイレクトです。
それはすごく危険な状態なのです。
だからといって、
色が黒くなった状態が続いたり
シミやそばかすとして残るのは誰もがいやですよね
本来メラニンは、合成されて働き終わった分や過剰になった分は、分解され排出されます。
そのため、時間が経てば、皮膚の色は元に戻るのです。
しかし、
大量に!長期的に紫外線を浴びて、
代謝(処理)能力を超えるメラニン合成があった場合や、
代謝機能が低下することがあります。
その場合、メラニンが分解されずに残ってしまうのです(゚Ω゚;)
それがみなさんが心配する
シミやそばかすの原因なのです。
これらの予防は、
極力、紫外線を浴びないこと!
ですが、紫外線も骨を強くしたり免疫力を高めたりと重要な部分もあるので、
過剰に浴びることは避けたり、
特に気になる部分(顔)は避けたりすることが大切です。
さらに合成されたメラニンの分解には
ビタミンC、Eが役立ちます!!!
また、通常28日周期といわれているターンオーバーも
年齢と共に30日、40日、50日・・・と
だんだんに遅くなっていきますので、
皮膚代謝の促進に良質タンパク、ビタミンA、ビタミンB群(パントテン酸、ビオチン、B6)、ビタミンC、コエンザイムQ10などの摂取も重要です。
特にビタミンAは、ターンオーバーの促進には欠かせません。
皮膚化などでも、ターンオーバーの促進にレチノール(ビタミンA)系の薬を使うことがよくあります。
そして、良質タンパクとビタミンCは、コラーゲン合成を促進します。
コエンザイムQ10は、ターンオーバーの正常化とともに、ビタミンC・Eと強力して働きます!
ぜひ、この時期
気になるお肌のためにもお摂りいただきたい栄養素です
原因となるものを薬で排除するのは簡単ですが、
なぜそれが身体で作られるのか?
どんな働きをしているのか?
そんな所まで知ることができれば
対策は違ってくると思います。
コレステロールや尿酸もそうですが
身体で作られるものには無意味なものはないと思います。
ただ、バランスが崩れるとリスク要素が高まることもあるので
そのようなときの対策を日頃から身につけておけばよいと思いますよ
メリット
デメリットを把握して
夏を思う存分お楽しみ下さい~