夏風邪予防に!!! | 分子栄養学のススメ

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分子栄養学の確立者である三石巌によって設立された会社“メグビー”のブログです。



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夏のこの暑さと湿気を好むウイルスがいます。

これに感染した状態が夏風邪ですsao☆



夏に増殖するウイルスは、

・喉にくるアデノウイルス

・お腹にくるエンテロウイルス

などが主のようです。


確かに、喉が痛くなり高熱が出たり

お腹を下したりする方目立ちますよね目




この時期は、夏バテで食欲が低下し、

さっぱりした冷たい食品に偏りがちです。


さらに、夏休みに入っている人は、

旅行や遊びで、楽しい反面

なれない環境に、便秘、睡眠不足

無理もきいてしまい・・・


体内リズムの乱れ

胃腸機能の低下

体力の低下

免疫力の低下


という状況に陥りやすくなりますひえー




こんな時

ウイルスに狙われやすいのですょ!!!!



ウイルスは空気中に浮遊したり、人の体内に潜んでいたりするので

わたしたちは、毎日ウイルスに晒されています。



ぢゃーなぜ、みんな毎日風邪を引かないのはて???




それは、粘膜や粘液が侵入を阻止したり、免疫細胞が退治してくれているからなのです!!!!


でもこの時期はウイルスも増殖しやすく、いつも以上にウイルスに晒されていて

さらに粘膜は弱りウイルスは侵入すやすく、

入ってきたウイルスを退治する免疫細胞も減少するので

風邪を引く人が多いのです。



そこでこの時期の対策としては

粘膜の強化

免疫力の強化

インターフェロンの合成

がキーワードになりますカギ



■粘膜の強化

喉、鼻、胃腸、目、口腔内、気管支など、風邪を引くと症状が出ますよね?

これらの粘膜組織はウイルスの感染ルートの第一関門なのです。

粘膜は粘液で覆われ、線毛を備えもち、

ウイルスや細菌、有害物質などを粘液で絡め取って

モップのような線毛で排除したり(痰や鼻水)、

粘液や粘膜に含まれるリゾチームやラクトフェリンで退治したり

免疫細胞によって退治され、感染・増殖を阻止しています。

これらの組織の強化には、良質タンパク、ビタミンA、亜鉛、鉄、レシチンが必要です!!

卵は、この栄養素を全て含む完全栄養食品ですゆで卵

ぜひ毎日食べましょう!!!


■免疫力の強化

免疫細胞は、ウイルスの退治に必要不可欠です。

免疫細胞を増殖させ、活性化させるためには、良質タンパク、ビタミンA、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンD、亜鉛、鉄、セレンの摂取をお勧めします。


■インターフェロンの合成

しかーし

粘膜が丈夫でも、免疫細胞がしっかり働けても

インターフェロンが合成できないとウイルス感染は防げません。

インターフェロンとは、ウイルス干渉因子といわれ、ウイルスが侵入してきたときに細胞自体が『ウイルスがはいってきたぞ~!』と周りに警告する物質です。

この警告によって、隣接する細胞は防御力を高め、さらに免疫細胞も招集されウイルスの侵入・増殖を阻止します。

インターフェロンの合成には、良質タンパク、ビタミンAそしてビタミンCが特に必要です。

このことから、よく風邪にはビタミンCといわれているのです。



まずは、第一関門である粘膜・粘液・繊毛による防御力を高め

そこを突破してきたウイルスには

インターフェロンで細胞全体に知らせて

免疫細胞を呼び寄せて退治する!!



これが対策に必要な条件です!




特に、どこを見ても

良質タンパク、ビタミンA、ビタミンCが入っていますよね亀仙人

強化すべき栄養素であることがわかると思います。



風邪などのウイルス感染は、

それ自体は、ウイルスが消滅するのを数日待てば治るのでそこまで心配していない方も多いと思います。


ただ、ウイルス感染の怖いところは、合併症です。

中耳炎

難聴

腎不全

脳症

肺炎

など、重い後遺症となって残ることもあるのです。



風邪は、甘く見てはいけませんよ!


なるべく予防!感染を阻止することが大切です。





もちろん

睡眠、生活リズム、体温、pHなども関係します。



全体的な健康レベルのアップと、重要な栄養素の強化をぜひ実行しましょう旗振