すべての人間は地球保全の責務をもつ
この地球上には、あまたの国家・民族・宗教がある。
しかし、それらに所属する人間はすべて地球人である。
少し前まで、地球人は地球人としての責務を問われてはいなかった。
だが、現在はこれと事情がちがう。
すべての人間は地球人としての責務を負わされた。
それは、いうまでもなく地球保全の責務である。
その責務に気付かぬ人もおり、気付いても、それを尊重しない人もいる。
このような人間に対して私は厳しい。
その厳しさあってのみ、21世紀は存在しうると考えるからである。