ビタミンCの突出 | 分子栄養学のススメ

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分子栄養学の確立者である三石巌によって設立された会社“メグビー”のブログです。


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昨日のメガビタミン主義の話から

メグビーは、ビタミンB群やCをガッポガッポ摂取しているんだ~ネコモグモグ



と思われた方もいると思います。




それは違います。


三石巌は大量摂取だけではなく

ネットワークの重要性も大事にしていました。




特にビタミンCは、10g以上の摂取をする場合、

逆に活性酸素を生むリスクが出てきます。


ビタミンCの突出の問題!!


本来活性酸素を除去する働き(抗酸化機能)のあるビタミンC自体が

ラジカルになってしまうというものですbell



ビタミンCは活性酸素から電子を受けとり、

自らが酸化される事でラジカルになります。


通常は酵素作用により還元されますが、

そのバランスが乱れるとラジカルとして作用することになります。



このラジカル化した(酸化された)ビタミンCの割合が多くなることがビタミンCの突出です。





また、ビタミンCは、鉄イオンや銅イオンの存在下では、

活性酸素(スーパーオキサイド、過酸化水素、ヒドロキシラジカル)の発生源になります。



炎症やエネルギー生産の過多などが続き、

フリーラジカルの発生量が多い状態で抗酸化防御率とのバランスが崩れると、

DNAやタンパク質・脂質の損傷を招き、鉄イオンの放出(ヘムタンパクの分解やミトコンドリアからの流出)となり上のような反応を招いてしまうのですアセ





メグビーでは一度に10g以上のビタミンCの摂取はもちろんお勧めしていません!


またビタミンCを多めに摂取する場合は、

他の抗酸化成分であるビタミンEコエンザイムQ10などと一緒に摂取することをお勧めしているのですよスマイリー!



他の抗酸化成分を一緒に摂ることで

ビタミンCの酸化をビタミンEが還元し

ビタミンEの酸化をコエンザイムQ10が還元し

何度も再利用できる・・・という関係が成り立つのですハート水色



その他、ビタミンやミネラルなどの栄養素は

腸で吸収されるとき輸送タンパクというタンパク質に結合して運ばれます。


ですので、やはりタンパク質は外せませんよね!!





ということで、メグビーは

メガビタミン主義だからといって、偏った摂取ではなく

身体の中のネットワークを考慮した無駄のない栄養摂取が特徴ですのよ^^




理論あっての製品なのです葉