骨粗鬆症の予防 | 分子栄養学のススメ

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分子栄養学の確立者である三石巌によって設立された会社“メグビー”のブログです。



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骨粗鬆症


これも加齢に伴い上がってくる病態の1つです骨



特に女性は、女性ホルモンの減少により、カルシウム代謝が乱れるため

骨粗鬆症になりやすいのです汗




骨粗鬆症の予防としては

運動や食事療法などが言われていますが、


実際には、

ビスフォスフォネート系の薬を服用しているケースも多いのです。


この薬は、骨からカルシウムが溶け出るの(破骨)を防止する作用があります。


骨粗鬆症だから服用するという方はもちろん、

まだ骨粗鬆症ではないが予防として飲んでいる!という方も結構います。



しかし、この薬は

・顎骨壊死

・大腿骨非定形骨折

などの副作用がよく知られており

歯や顎などの治療をする際は、薬を中止することが決められています。


また、胃腸の粘膜にも負荷が掛かることから、服用後は30~60分は真っ直ぐ座ることなどが服用の際の注意として言われています座る



なんだか、こんなリスクがあるのに

予防薬として使うのはどうなんですかね?



まだ、

ビタミンD製剤、ビタミンK製剤を服用して

食事やサプリメントでタンパク質やカルシウムを補い

運動や日光浴をすることの方が予防としては良い気がしますが・・・




骨強化へのサプリメントの摂取は、カルシウム!!!

が有名ですが、


メグビーでは、

まずコラーゲン生成を促します


骨は、コラーゲンを土台にカルシウムやリンなどが沈着し、硬く形成されていきます!

(建物でいうと骨組み部分がコラーゲンで、コンクリート部分がカルシウムやリンになりますね。)


このコラーゲンの材料には、良質タンパク、ビタミンCが必要です。

なので、カルシウムだけ摂っても、土台のコラーゲンが作れていなければ、骨の強化は出来ませんよねわーん



もちろんカルシウムも大事なので摂取が重要なのですが、

ポイントとしてはマグネシウムも一緒に摂ること!


カルシウムとマグネシウムは2:1の割合で体内で存在しているため、

カルシウムをうまく体内で利用するためにはマグネシウムとのバランスが重要なのです。




また、摂取したカルシウムの吸収には

ビタミンDが必要です。

どんなにカルシウムを摂取しても吸収できていなければ無意味ですよね。

(しかし、腎機能が低下している方はビタミンDの働きが弱いため、薬で活性型ビタミンDの摂取が必要です。)

ビタミンDについての過去の記事



さらにさらに

吸収されたカルシウムをコラーゲンに定着させるためには

今度はビタミンKが必要になります。




ということで、主要成分であるカルシウムだけを強化するのではなく、

カルシウムが定着する場所の確保と

カルシウムがきちんと働けるまでを考えて対策を立てています。




女性の場合は、ホルモンの分泌を考えてビタミンEもプラスすると良いでしょう!!




栄養対策以外で重要なことが

運動ですバスケ))


骨芽細胞が骨形成を行うには負荷が絶対的に必要です。


なので、十分に栄養素を摂取したとしても、骨に刺激を与えないと

それを使う機能が働きにくくなるのです。


よく

・成長期に背を伸ばすためには重力に逆らうような運動が大事

・宇宙に行くと骨が弱くなる

ということを聞くと思いますが、

それは、上で話したようなことから言われているのです。





十分な材料の確保と

それを利用するための条件づくりが

骨を強化するために重要なことだと思います。





しかし

骨密度が高くても骨折するケースもあるのですakn


それは次にお話ししたいとおもいますパステル